除夜の鐘

108の煩悩は、仏教発祥の地インドから伝えられたとか、四苦八苦の数合わせとか、日本の四季からとか諸説あるようです。煩悩とは厄介なもので、気が付けば振り回されている自分がいます。どうすれば煩悩から抜け出すことができるのでしょうか。これは聞いた話ですが、解決方法の一つとして、度を過ぎた欲を捨てることだそうです。そうすれば、自分のの悩み事は半分解決できるそうです。
それから、除夜の鐘をつくことも煩悩をはらい落す一つだそうです。如意山本傳寺は、文明六年(1474年)日泰聖人により開山、545年の歴史があります。前の梵鐘は太平洋戦争(1941~45)のさなか供出により失い、現在の梵鐘は平成5年に再建されたそうです。それ以来、当山ご住職(35世)は、春夏秋冬毎朝6時に世界平和、息災延命、家内安全、事業繁栄を祈り、鐘の音を広く傳えています。お寺では、毎年除夜の鐘の会を催し、檀信徒を問わず、どなたでも鐘をつくことができます。令和元年の大晦日、この鐘をついてみませんか。(南市原写真クラブ 小出曻)

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