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防犯特集 第5回 災害や年末年始に便乗した犯罪に注意!
- 2019/12/20
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- 市原市
毎年、年末は空き巣などの被害が増加する。また、今年は台風15号・19号の被害を狙った悪質商法や盗難事件等も発生しており、千葉県警察でも警戒を重点的に行っている。被害に遭わないためには、「自分には起こらないだろう」という根拠のない推測ではなく、「いつどこで起きているか分からない」という認識を持ち、それぞれが注意や対策をすることが大切だ。
◆被災者を狙う各種犯罪!
千葉県内では、台風被害に便乗した悪質商法や、損壊した建物を狙った盗難事件等が発生中という。外出時は必ず戸締まりをし、また、近所同士で声を掛け合うなど、地域ぐるみでの注意をしたい。もし、不審者を見掛けた場合は、すぐに警察に相談・通報することも次の被害を防ぐことにつながる。
○災害に便乗した悪質商法の実際の手口
・被災者宅に押しかけ勝手に工事
・無料点検で不安をあおり工事を契約
・応急措置のみで現金を受取り、その後音信不通
これら勧誘等の電話や訪問への対策としては、
・自宅の電話は留守番電話設定にする
・すぐに契約せず、家族や警察に相談する。
など、慎重な対応を。
◆年末年始特別警戒取締りを実施中
県警では12月10日(火)から来年1月3日(金)までの間、「年末年始特別警戒取締り」を実施している。この期間はパトロールや交通取締りなどを強化するが、各家でも増加する空き巣の被害に遭わないよう注意が必要だ。特に年末年始は、帰省や初詣などで家を空けがちになる。空き巣はこれを狙っているため、次のような防止対策をしてみよう。
・留守に気づかれない
長期間、家を不在にするときは、新聞の配達を止め、郵便物は不在届を出す。
・地域の協力で犯罪をなくす
近所同士で、留守宅に訪問者があったら、声を掛けあう。
・防犯用品を活用する
補助錠や窓ガラスに貼る防犯フィルムを活用する。
◆交通 死亡事故多発警報発令中!
11月19日現在の集計で、市原市の交通事故死者は10人(前年比+3)、県内ワースト1位。先月の死亡事故は11月15日(金)の2件で、 右から横断中の歩行者に普通車が衝突、歩行者が亡くなっている。交通事故は、誰もが一瞬で被害者・加害者となってしまう悲劇だ。常に周囲に注意し、譲り合い等のルールとマナーを守ることで、歩行者も運転者も一層安全を心がけたい。
○〈ゼブラ・ストップ作戦〉で交通安全
・ゼ(前方)… 前方をよく見て運転、横断歩道に十分注意
・ブ(ブレーキ) … 横断歩道の手前ではブレーキで安全確認
・ラ(ライト) … 3(サン)「ライト」で 交通事故防止。(1)車のライト早めの点灯、(2)横断者も反射材でライトアップ、(3)「右(ライト)」からの横断者に注意
*訂正:11月9日の防犯特集第4回にて掲載した「市原署管内刑法犯認知件数」の日付、令和元年10月末現在は、正しくは9月末現在でした。訂正してお詫び致します。
(資料提供:市原警察署生活安全課)