ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ヤナギマツタケ

 昨年6月に笠森観音へ出かけました。このお寺は日本唯一の四方懸造りだそうで、その構造を良く見ようと裏手に回ってみると、カエデから見事なヤナギマツタケが出ていました。
 街中の公園や街路樹のプラタナスなどから出ていることもあるわりと身近なキノコですが、その見事なフォルムには思わず声がもれます。ゆるやかなフレアスカートのような「つば」、その表面にはココアのような胞子がびっしりと付着していました。
 ヤナギマツタケは古くはローマ人も栽培していたとされる食用キノコで、中国からの乾燥品(中国では柳から発生するものを楊樹菇、茶樹から発生する茶薪菇と区別する)も輸入されています。最近は国内でも栽培され、茶樹茸という名前でスーパーなどでも売られるようになりました。味はくせがなくシャキシャキとしてかなり美味しいらしいです。
 エノキタケが野生のものと姿が違うように、栽培品の見た目はすらっと細長くて傘も開いていません。美しいスカートも出ていませんが、もし見かけたら買って食べてみてください。ちなみにマツタケという名前ですが全くの別種で、マツタケの香りはしませんがガッカリしないでね。
(ナチュラリストネット/加藤恵美子)

ナチュラリストネット
自然を愛する仲間の集まりです。市原の豊かな自然環境をいつまでも永く残したいと活動しています。TEL.080-5183-9684(野坂)

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  茂原市の小学生男子ソフトボールチーム『茂原SBC』は4月、茨城県で開催された第32回関東小学生男・女選抜ソフトボール大会で初優勝を飾った。…
  2.  10月25日(火)、東金市家徳公民館にて第2回『通いの場 元気ステーションまさき』が開催された。主催の『正気地区介護予防・生活支援サービス…
  3.  再び小屋作りに夢中になっています。前回は物置小屋作りで、今回、最初のうちはゲストハウスを作る予定でしたが、いつの間にやらその意識が薄れてし…
  4.  最近は本格的に寒くなってきましたね。こうなるとキノコ狩りのシーズンも終わり。今年はバカマツタケに出会えなかったな~とか、シカが食べちゃった…
  5.  高齢化社会やコロナ禍など、私たちの生活で薬局の果たす役割は日々増している。昨年6月、市原市辰巳台東5丁目にオープンした『みつば薬局 辰巳東…
  6.  10月16日(日)、青葉の森公園芸術文化ホールで、伝統文化への興味関心を喚起し日常の中で身近に触れることを目指し「和紙角あんどんづくり」の…
  7.  市原市平蔵にある『集い広場へいさん』は、児童数の減少で2016年に閉校になった旧平三小学校の施設を利用した交流の場。教室、体育館、グラウン…
  8.  顔から腹、足や目が鮮やかな赤色で、背が茶褐色の可愛らしい全長23㎝程の鳥。生息地は主に水田などの湿地、泥地。長い指で泥に脚をとられず自由に…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  茂原市の小学生男子ソフトボールチーム『茂原SBC』は4月、茨城県で開催された第32回関東小学生男・女選抜ソフトボール大会で初優勝を飾った。…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る