【寄稿】房総古代道研究会~会誌「房総古代道研究」6号を発刊~

 市原を中心とした房総の地域歴史を調査・探求している房総古代道研究会は、令和5年4月、会誌『房総古代道研究(六)』(A4版78ページ)を発刊しました。全国に数ある地方史研究の書誌の中にあって、その内容が地域に根差した質の高い歴史情報誌であると、各方面から高い評価を得ている会誌です。
 今回の特集は、近年の研究会の調査テーマである『市原市の六十六部廻国供養塔』。前号の151基に続いて新たに8基が報告され、市内の埋もれていた文化財の発掘として注目されています。
 研究論文としては、江戸時代に3ルートあった『久留里道』のうち市原市八幡宿から分岐する『久留里道東往還の実態』、高品質布の生産大国であった房総についての『望陀布と古代の紡織』、現市原市今富で江戸時代に本陣名主であった『千葉家の歴史』、房総と東北とで発掘されたものを手がかりに関連性をとりあげた『古代の房総と東北』と、新しい視点からアプローチした学術的にも貴重な論考が盛りだくさんです。
 さらに同会が開催した講演会の記録として、『国分寺以前に建立された郡名寺院~上総の場合~』、江戸時代に坂東三十三観音巡礼者がたどった古道『高倉道と久野原道』を、地元在住の諸先生に執筆をお願いしました。どの項目も図や写真が豊富に掲載されています。
 研究会では会誌6号を1冊1000円で一般頒布中です。ご希望の方はFAXにてお申し込みください。
Fax.0436・23・1098

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