卓球で健康に長生き
- 2013/3/15
- 外房版

卓球で健康に長生き
平成24年3月、「健康で長生き、老後を楽しく」をモットーに活動を開始した卓球サークル『EMP(延命ポプラ)』。対象は高齢者及び初心者。代表の嶋田行雄さんは、長く高校の卓球部顧問を続け、今年から代表に。「リタイヤ後新しく何かを始めるのはすばらしいこと。ぜひスタートのお手伝いをしたいと思います。メンバーに学生時代からの経験者は数人です。初心者でも楽しみながら健康に老後を過ごしましょう」と話す。
会員は現在24名。女性最高齢は73歳。男性は87歳。毎週月曜日、茂原市民体育館でフォア打ち、サーブ・レシーブなど基本練習と試合形式で2時間、たっぷり汗を流している。始めて9カ月。まったくの初心者だったという女性は、「友人に誘われて参加するようになったんですけれど、コミュニケーションが楽しいです。ダブルスの試合でうまい方と組むと足どころか体もひっぱってしまいますけど、うまくいったときは最高です」と笑う。他のメンバーも口々に「居心地がいい」と話す。
「ピンピン生きてポンと死ぬ」と笑う嶋田さん。運動不足は成人病から寝たきりへの誘因だ。水曜日にも『KKP(健康ポプラ)』として活動があり、どちらに参加してもいい。