選手、マーくんファミリー、M☆Splash!!に会える

選手、マーくんファミリー、M☆Splash!!に会える
熱烈野球応援団 千葉ロッテマリーンズ山武後援会

「QVCマリンフィールドに行けば誰でも虜になるはず。ライトスタンドは日本一の応援団。手をたたいたり、ジャンプをして声援を送れば、観客席とチームは一体となり燃える。マナーも最高」と熱く話したのは千葉ロッテマリーンズ山武後援会の五木田浩信さん(40)。同会事務局長の杉山清さん(48)は「ひとつの目標に向い戦う野球はプレーする人、見る人、支える人をつなぐ。野球の話題で盛り上がらない人はいない」と続けた。
 2011年1月23日、前年優勝した千葉ロッテマリーンズの上昇機運に乗って県内8番目の後援会が山武市に誕生した。選手と球団関係者らとともに開かれた発足式に集まったのは100人以上。現在は150人以上の個人、大網白里市、八街市、九十九里町など市内外併せて9少年野球団及び10法人団体が会員だ。球団の地域振興担当者の協力で選手激励会、観戦ツアー、少年野球大会などを開催する。
「後援会最大の特典は選手の素顔に触れられること」と杉山さん。選手激励会ではチアダンスチーム『M☆Splash』、マスコットキャラクターである球団の『マーくんファミリー』と山武市の『SUNムシくん』が登場、選手のトークショー、バッティング指導、サイン会などが行われる。初の激励会には荻野貴司外野手他2選手が参加。同市の津波被害について説明すると真剣な表情で聞いてくれた。昨年は金澤岳捕手、青松敬鎔内野手、岡田幸文外野手が出席。子どもたちの質問に気軽に応じ、アドリブの効いたジョークや方言クイズの答えで会場を沸かせた。   
 また、主催する山武後援会杯少年野球大会の優勝チームは同フィールドで開かれる千葉ロッテマリーンズ後援会旗少年野球大会に出場できる。昨年、後援会を代表して戦ったのは『成東ファイターズ』。監督らは「高校野球で再び同じグラウンドに立つ子どももいるかもしれない」と期待している。昨年12月に札幌ドームで開催されたNPB12球団ジュニアトーナメントにはマリーンズジュニア代表選手18人のなかに『山武ブリスキーボーイズ』の2人が選ばれた。
 イチゴ狩り、蓮沼海浜公園などの観光をPRしたのは『ふるさと応援ブース』でのこと。東日本大震災を受けて試合開始前に2年続けて設けられた。一昨年は地元名産のゆで落花生、醤油やイチゴ酢を販売、昨年はNPO法人『さんさん味工房』が提供したフランクフルト入りバットとボール型の米粉パン、山武産いちごジェラートが大好評だった。1000試合や1000安打を達成した選手を讃えた野球連盟表彰式では3万人の観客の前で会員から選ばれたプレゼンターが道の駅『オライはすぬま』の野菜を手渡した。受け取った選手から「新鮮で美味しかったのでもっと食べたい」とリクエストがあったという後日談もある。
 スタンドで見守る保護者応援団がドキドキワクワクしたのはダンスイベントにて。会員の幼稚園、小学生の女の子20人がオープニングと7回イニング間に『M☆Splash』と一緒にダンスを披露した。さらに熱烈な女性ファンがサブローコールグランプリを獲得、スターティングメンバーを読み上げるウグイス嬢を務めたサプライズもあった。
 杉山さんは子どもの頃から野球をプレーし、少年野球のコーチや監督も引き受けてきた。練習中は水分補給禁止だった高校時代、「隠しておいたペットボトルの水を内緒で飲んだ」と懐かしむ。大学生、高校生、幼稚園の息子3人も野球少年。「今年、長男がドラフトで某球団に入った」とこっそり教えてくれた。一方、五木田さんは観戦派。小学生時代、スナック菓子についた野球カードを集めたことがきっかけでプロ野球を好きになった。マリーンズを応援するようになったのは千葉に移転してきたから。「昨年は30回行った。病気かな」と話すほど熱狂的。しかし、会員のなかには年間100試合は観る強者もいるそうだ。
「観戦ツアーやイベントを開くことで大人たちは絆を深め、地元も盛り上がった。子どもたちが夢や希望を育み、ふるさとに誇りを持てるよう活動していく。今後は選手を呼んで少年野球教室を開くつもり。いつか山武からマリーンズで活躍する選手を出したい」と杉山さんらは意気込みを語る。6月16日に観戦ツアーを行う。試合前にグラウンドの練習を見学し、チャンスがあれば写真撮影をしたり、サインをもらえるとのこと。詳細は同後援会ホームページにて。千葉ロッテマリーンズ後援会は市原、茂原、四街道などに9団体ある。

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