こでまりの夢

こでまりの夢
~「いつかは終わる」けど・・

 うちの子どもたちがまだ小さかった頃、ご近所に同じくらいの子どもを持つ同年代のママ友のAさんがいました。3人の子どもはやんちゃで言うことをきかない子でしたが、子どもが騒いでも我がままを言っても叱らず、黙って静かに受け答えをする方でした。私はいつもAさんを見ていて、「物静かで冷静に子育てしていて、すごいな」と思っていました。そんなAさんがある日、ポツリとつぶやいたのです。「いつかは終わるから…」。『子育ての大変さもいつかは終わるから、今は辛抱し我慢する』ということだったようです。
 私はそれまで、Aさんは子育てに詳しくて余裕があるのかと思っていましたので、そんなことを考えていたなんてビックリしました。しかし、本当は子育てが大変だったのを辛抱し、やりたいことも我慢していたのです。私はAさんのことを誤解していました。
『いつかは終わる』と思うことは間違いではないです。でも、常に辛抱して我慢していたら、子育ては楽しいものではなくなります。時には「お母さんだって泣きたい時もあるのよ」と、子どもと一緒に泣いたっていいし、家族に甘えたっていいのです。家庭の中でお母さんだけが辛抱し我慢しているなんて、家族もきっと嬉しくはないでしょう?
 それに、いつかは終わるとわかっているのなら、辛抱や我慢ではなく、子どもと一緒に泣いたり笑ったりして、子どもとの時間を共有して楽しんだらいいと思いました。親自身の気持ちを表現することも、子育てには必要なことなんだと思います。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  5月26日(日)、市原市市民会館の大ホールで『第17回 シニアアンサンブル全国大会 創立25周年記念』が開催される。主催はNPO法人全日本…
  2. 【写真】メインビジュアルデザイン:岡﨑 真理⼦(REFLECTA, Inc.)  千葉県誕⽣150周年記念事業の⼀環と…
  3.  初夏のこの時期、夕暮れから夜にかけて「ホッホウ、ホッホウ」と繰り返す声を耳にすることがある。アオバズクの鳴き声だ。木の樹洞を巣にするので、…
  4.  移住者の視点で、いすみ市と周辺の魅力的な場所をまとめたガイドブック『田舎歩き方・ 暮らし方♯1 千葉県いすみ市とその周辺2024』が4月2…
  5.  ティラノサウルス、トリケラトプス親子、ベロキラプトルなど、紀元前3000年前に存在した巨大な恐竜たちが千葉港に大集結。  リアルな恐竜ロ…
  6.  文学を愛する仲間たちが発刊する文学同人誌『槇』。46年前の1977年(昭和52年)に設立された『槇の会』が発行している。  同会は、『雪…
  7. 【写真】アブドゥルラーマン・アブダラ『最後の3人』(平三)  千葉県誕生150周年記念事業『百年後芸術祭~環境と欲望~内房…
  8.  市原湖畔美術館では、百年後芸術祭|内房総アートフェス|の一環として『ICHIHARA×ART×CONNECTIONS|交差する世界とわたし…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  5月26日(日)、市原市市民会館の大ホールで『第17回 シニアアンサンブル全国大会 創立25周年記念』が開催される。主催はNPO法人全日本…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る