五七五に人生乗せる

『砂時計色とりどりの時刻む』大網白里市、中部コミュニティセンターで活動している『暖流川柳会』の会員、阿川明美さんが詠んだ句だ。「十七音で世界一短い小説を作るのが川柳です。今日の自分をつくりあげてきた様々な知識と体験から自分だけの表現を生み出す。1人の人間の歴史とも言えますね」と話すのは講師の安延春彦さん(74)。朝日新聞全国版の『朝日川柳』では7年間で240回の入選、千葉版でも入選多数で年間表彰受賞。また本紙外房版の『お好きに川柳』では80回連続入選歴を持つ。
 常に笑いのある明るい雰囲気の同会会員は60歳から80歳までの16名。毎月2つのお題について句を提出し、翌月、匿名で並べた句をみんなで解読、会員それぞれが点数をつける。さらに安延さんが添削、加点し、特選や秀逸を選び表彰する。川柳についてだけではなく、知識を広げるために、昔流行った歌から各国の社会情勢まで話題を広げて勉強していくのが同川柳会の特徴だ。
「何事もしっかりと観察し、掘り下げるように考察して真実を捉え、ユーモアのスパイスを効かせること。続けていると興味や発見が増え、人生が面白くなります」と安延さん。「先生は頭脳明晰で博識。評やお話がとても面白いです。毎回刺激があって飽きないですね」とある女性会員は目を輝かせた。
 4年前に入会した男性は「エッセイを書いているが、川柳は全く違う。初めはいい句が作れなかったが、最近では地方の新聞社で入選するほどになった」と手応えを感じているようだ。活動は毎月第2・4火曜の13時半から15時半まで。また、同曜日の9時半から12時までは東金市の中央公民館で『ときがね川柳会』開講。会費は両会とも月1000円。

問合せ 安延さん
TEL090・4957・5595

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  市原市君塚にある『和み処 白金茶寮』では、今年3月から、市内の幼稚園などにみたらし団子を無償で提供する『子供の未来応援プロジェクト』を行っ…
  2.  上総国分寺は市原市国分寺台地区、市原市役所近く。市役所から見ると道路を挟んだ市民会館の裏手になります。今から1250年ほど前に建立され、現…
  3.  大多喜町で工房・阿弥陀窯(あみだよう)代表の陶芸家として活動している井口峰幸(たかゆき)さん(65)。今年1月、自身が長年研究し続けてきた…
  4.  長南町の緑豊かな田園風景のなか、茅葺き屋根の古民家と周囲に咲くハナショウブ。風情ある花スポット、白井『田園』だ。「母屋は祖父が建てたもので…
  5. 『フレイル』とは健康と要介護の中間期。加齢で心身の活力が低下した虚弱状態を意味する。フレイル予防事業に取り組む市原市は3月23日、フレイル…
  6. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  市原市君塚にある『和み処 白金茶寮』では、今年3月から、市内の幼稚園などにみたらし団子を無償で提供する『子供の未来応援プロジェクト』を行っ…

おすすめ商品

  1. SG-507 ユネスコ世界遺産 フィルム 名入れカレンダー

    世界の自然や遺跡を厳選 – 豪華版・ユネスコ世界遺産シリーズ 1-2月/マチュ・ピチュの歴史保護区…
  2. TD-288 卓上L・大吉招福ごよみ・金運 名入れカレンダー

    金運の黄色と金箔「金運上昇八卦鏡」のW効果!驚異の金運力!金運上昇八卦鏡。 風水で八卦鏡とは、邪悪…
  3. SG-951 卓上 デスクスタンド文字(SB-324)名入れカレンダー

    【人気商品】卓上名入れカレンダーの超ヒット商品! 高級感が漂うシンプルデザイン。重量感のある厚紙を…
  4. SB-103 金澤翔子作品集 名入れカレンダー

    気鋭の書家、金澤翔子さんによる書下ろし作品集。 先天性の障がいを持って生まれた少女が書と出会い、才…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る