いい夫婦の秘訣は喧嘩をすること!?

それよりも大事なのは・・・・・

 11月23日(日)、山武市のさんぶの森交流センターあららぎ館前広場で『第9回 山武市産業まつり』が開催された。開会式が滞りなく終了すると、壇上に現れたのは2組のご夫婦。市内在住の石井清一さん・松子さんと藤井高徳さん・まゆみさんだ。始まったのは第2回ベストパートナーの表彰式で、4人はそれぞれ推薦者の声から選出された。企画を行った山武市農業共同参画推進会の代表である渡邉和代さんは、「ベストパートナー賞は、全国女性農業経営者会議で例年開催していて、男女が対等なパートナーとして豊かな農山漁村社会を形成していくことを目的としています。山武市でも夫婦で農業を営み、イキイキと地域社会活動に参画している2組をベストパートナーとして決定しました」と語る。受賞のポイントとしては、夫婦が家庭においてともに農業経営に参画していること、妻が積極的に地域活動や社会活動に参画しており、また夫がその活動を理解し応援していることなどが挙げられる。
 藤井さんご夫婦はともに40代、結婚して13年が経った。「毎日喧嘩もするけれど、仲良く夫婦を続けていられる秘訣は、お互いに仕事を一生懸命やっていることだと思います」とまゆみさん。藤井さん夫妻は農業経営において常に苦労を共にしてきた。まゆみさんは高徳さんについて、「常に気遣ってくれる優しい人」と魅力を話した。山武市に移り住んで5年ほど。高徳さんは、「新しく農業を始めるには魅力的な土地です」と続ける。
 石井さんご夫婦はともに50代。松子さんが清一さんの魅力を、「一言では語れないほどたくさんある。ただ、イイ喧嘩仲間であることは間違いないです!」と笑顔を見せて話すと、「涙なしでは語れない30年ですよ!」と清一さんも笑った。
 2組のご夫婦に共通していたのは、『喧嘩をする』こと。ただ、それはよく会話をし、話し合うということに繋がっている。同じ問題に悩み、解決していくことで家族や夫婦になっていく。そしてもう1つがなにより『気遣う』ことだった。お互いへのメッセージとして伝えたいことは、感謝の想いと健康を願う声。パートナーへ優しさという愛情を示すことも、信頼として形を変えていくのかもしれない。長年、仕事と家庭の両方のパートナーとして過ごしてきた2組の絆は、山武市が誇る農業経営の希望にも見える。
「今の社会では男性だけでなく女性も表へ出ていくことが必要です。ただ、女性が活躍するようになれば、男性の協力も求められます。この企画を通して、その必要性が伝わることを願っています」と渡邉さん。ベストパートナー表彰は来年も開催される予定。

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