バイオマスを学ぶ&ものづくり

 昨年末、山武市にある、さんぶの森交流センターあららぎ館でバイオマスについての講演とフラワーソープリース作りが行われ、11名が参加した。バイオマスとは、再生可能な生物由来の有機性資源のこと。汚泥や生ゴミ、家畜糞尿や間伐材などもバイオマスだ。生命と太陽がある限り、持続的に使えるバイオマスの利用は二酸化炭素を増やさないので、近年、問題視されている化石資源の減少や地球温暖化の解決法として期待されている。生ゴミや家畜糞尿は発酵させてメタンガスに、廃食用油の資源は自動車燃料へと転用されている。
 良質なサンブスギの有効活用を図るため、様々なバイオマス事業を行っている山武市。同館のバイオマス体験棟には、サンブスギとポリプロピレンを混ぜ合わせた木質バイオマスプラスチックで作られたブロックや小物、木質ペレットを燃料とするペレットストーブが展示されている。
 後半はフラワーソープ協会認定講師、百瀬百合さんによるリース作り。石鹸そのものから花を作るのではなく、でんぷんが練りこまれた石鹸で予め作られた花を好きな形にアレンジしていく。3つのフラワーソープを、花びらを広げながら大きいものから順に重ねていき、ピンで留める。ずらしながら重ねるのが綺麗に見えるポイント。石鹸は寒いと硬くなってしまうので形を作るのは意外と難しい。「今日は花びらの扱いに慣れてもらえれば」と百瀬さん。あとは造花と共にリースの好きな場所に配置すれば出来上がり。
 和やかな雰囲気で作業を進め、華やかなリースを手に笑顔の参加者。「楽しかった。バイオマスのことは初めて知り、勉強になりました」との声も。
 ふんわりと優しい色のフラワーソープリース、春を迎えるのにピッタリかも。

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