さんむ田んぼアート 夢は世界へ

 広々とした里山を見渡せる高台に絶景のビアガーデンが1日だけオープンした。7月18日に開かれたのは、地元を中心とした有志の『さんむ田んぼアートPROJECT』主催の『めでる田んぼ鑑賞祭』。山武市が協働する。5月、同市松尾町蕪木にて約3000㎡の水田に7種の苗を植え、その後、数回の草取りイベントを経て田んぼアートが見ごろになった。バーカウンターの眼下に広がる大地の絵は同市出身アーティスト、バルサミコヤスさんのデザイン『鶴の恩返し』。代表の美濃輪朋史さん(39)、なぎささん(34)夫妻は「海外の震災支援の恩返しに。いろいろな国や世代の人たちの交流のきっかけに」との思いを込めた。
 訪れた家族連れや外国人400人以上が楽しんだのは、地元産の野菜や米粉、飯館村にルーツのある小林牧場の黒毛和牛を使った料理や飲み物の屋台、山武杉のマイ箸作りやかかし作り。美濃輪さんの協力で福島県相馬市で田んぼアートに取り組む遠藤さんも「元気をもらった恩返し」に東北産のホタテを提供した。水田を貸した地主の石橋さんと有機栽培米を作る猪野尾さんもほろ酔い気分で「おもてなし」と会場に大きな音を響かせ作ったポン菓子を配った。
「自分たちが面白いと思う企画で、農業の魅力、人と人のつながりを広めたい。成田空港が近いので東京五輪開催年には世界中の人を大地の芸術で出迎えたい」と一昨年にフランス、今年6月に横浜でも田んぼアートを披露した美濃輪さんらの夢は膨む。収穫祭は10月31日。

問合せ 美濃輪さん
E-mail tamboartsys@gmail.com

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