花々に囲まれた庭で、リズム運動をして笑顔に

写真↑ (左)今井理事長 (右)小林副理事

 4月29日(日)、大網白里市柳橋にある山田ガーデンで開催されたイベント『春爛漫、ふれあいリズム運動を体験しよう!』。山田ガーデンとは、大網白里市の花フレンドが行うオープンガーデンの登録家庭のこと。自宅の庭を各自で手入れし、1年を色とりどりの花で満開にしている。現在では市内に25カ所のオープンガーデンがあり、開放日に人々の目を楽しませている。
 今回のイベントを主催したNPO法人日本健康ペアダンス協会の理事長の今井義子さんは、「普段は大網白里市やいすみ市で教室を運営しています。リズムにのって踊ることで脳内に出るセロトニンは若返り効果があります。手を取り合って人に触れたり優しくしたりすることで出るオキシトシンも幸せホルモンです。介護予防の運動ととらえて始めるのではなく、楽しく運動をしたら結果元気だったという姿を目指しています」と熱く語る。
 自身もかつて祖母の介護を数年経験。その後、習得した社交ダンスやジャズダンス、ラテンダンスをうまく取り入れたペアダンスは、多くの男女に支持され始めている。数多の花々が咲き誇るガーデンで、参加者約30名が手を取り合い、お互いをあだ名で呼びあいながら踊る。ラテン音楽が庭に流れ、ガーデンのシンボルである風車がゆっくりと回る。
 約2時間のリズム運動は、休憩を挟みながらも、しっかりとした流れ。まずラジオ体操からスタート。ラテン音楽に合わせて首を上下に動かし、次第に腕を回し、胸を張って肩甲骨を前後させる。「普段使わない上半身の筋肉を動かすことによって、自律神経を整えましょう。電車やバスに乗っている時も、揺られながらぜひこの運動をやってみてください」と呼びかけるのは、同協会副理事の小林勝彦さん。

更なる癒しは

 彼らの合いの手に一同から笑いが巻き起こるのも魅力の一つで、「私は今井さん達が普段教えているケンペア倶楽部に通っているのですが、2人の掛け合いが面白くて楽しいから続いています。初めの1時間は簡単な筋トレっぽいので、体もきつくないです」と話す女性参加者。
 童謡の鯉のぼりを歌いながら、座って両足を上げる運動。ペアで背中合わせになり、振り返りながら両手をタッチ。向き合って肩を組み、片足ずつ上げる運動。「自然の一部になった気持ちで。2人の世界に入っていいですよ」との小林さんがいうと、「思わず真剣にやりすぎちゃう」と数々の声が上がった。
 人と触れ合い、笑顔を作れば幸せな気分になれる。医療のような直接的治療ではない。だが、参加者の女性は、数年前に要支援2の指定を受けていたものの、子ども達の勧めもあって出会い参加するようになったことで、今ではまっすぐに伸びた背中や小刻みな両足の動きも可能になった。
 「リズム運動が直接の回復にすべて繋がったわけではないでしょう。ご自身でリハビリを行った他に、ここでみなさんと楽しく触れあい、生活のリズムを整えて、栄養のとれた食事に気をつけた結果です。それでも、杖をついて訪れていた方が、普通に歩かれるようになるのを見るのは、とても励みになります」と、今井さんは嬉しそうだ。
 同協会は、今後は障がい者、子ども達を含めて年齢関係なく楽しめるペアダンスにより力を入れていく予定。気持ちよく運動した後、参加者たちは庭の花々を眺めながらお弁当を食べ笑顔を見せていた。同協会について詳細は問合せを。

問合せ 今井さん
TEL 0475・51・1493

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