ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 アカハライモリ

 アカハライモリは、その名の通りお腹が赤いイモリです。体長は10センチ前後で、背中は一様に黒いですが、お腹は鮮やかな赤い模様。この赤色は、自身が毒を持つ生物であることを周囲に知らせるための警告色となっていて、危険が迫るとひっくり返って赤いお腹を相手に見せるとのことです。ちなみにフグと同じ成分の毒を皮膚から分泌しています。
 飼育下での寿命は約20年以上と長寿です。また、特殊な細胞を持っていて、手足やシッポが切れても、徐々に再生する能力を持っています。この再生能力は、再生医療につなげるために研究されているそうです。不思議な生き物ですね。
 生息場所は水田、池、水路の淀みなど。 繁殖期以外は水辺の近くの林や、草地の水気の多い枯れ草の下などに潜むことが多いです。谷津田や里山環境が多く残る市原では、広く分布していますが、近年見なくなったとの声も聞きます。千葉県レッドデーターブックでは「A最重要保護生物」、環境省レッドデータブックでは「準絶滅危惧」です。
 アカハライモリが生息する市原の豊かな里山環境。次世代へ承継されることを願っています。
(ナチュラリストネット/時田良洋)

・ナチュラリストネット
自然を愛する仲間の集まりです。市原の豊かな自然環境をいつまでも永く残したいと活動しています。TEL.080-5183-9684(野坂)

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  大多喜ハーブガーデンで毎年開催される『ストーンサファリ』。2018年の第1回から好評で、回を重ねるごとに出展数も来場者も増えている。第6回…
  2.  毎週水曜の11~13時、市原緑地運動公園内の臨海第2庭球場で練習を行うソフトテニス『サラシナクラブ』。今年スタートと新しく、現在会員募集中…
  3. (株)cocomi(ここみ/所在地・平田)は、鍼パルス治療(低周波鍼通電療法)やツボ押しなどの施術を行う『ここみ治療院』と、通所介護施設の…
  4. 『一宮ウミガメを見守る会』は3~5月にかけて、『ウミガメがやってくる町・一宮の海をもっと知ろう!』と題し、3回の連続ワークショップを開催し…
  5.  毎月第2・4(火)・13時半~15時半、東金コミュニティセンターで開かれている『ときがね川柳会』。会員は17名、最高齢は93歳で平均年齢も…
  6.  鴨川市にある私設房総郷土美術館では、6月5日(日)まで『房総が生んだモダニズムの日本画家・酒井亜人展』を開催している。美術館館主の黒川さん…
  7.  来月9日から14日、夢ホール(市原市更級)で『小湊鐵道を撮る仲間たち』展が開催される。この写真展は、写真家の故加賀淺吉氏が中心となり、6年…
  8.  敷地の中にわずか1・5畳ほどの小さな物置小屋を作りました。本来ならもっと早くに作るはずでしたが、次第に物が増え置き場所に困り始めたので、や…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. (株)cocomi(ここみ/所在地・平田)は、鍼パルス治療(低周波鍼通電療法)やツボ押しなどの施術を行う『ここみ治療院』と、通所介護施設の…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る