文学同人誌『槇』第2回新人賞募集

 文学を愛する仲間たちが発刊する文学同人誌『槇』。45年前の1977年(昭和52年)に設立された『槇の会』が発行している。
 同会は、『雪あかり』で21回千葉文学賞を受賞した農民文学作家・故遠山あきさんが、同賞受賞者や入選者に呼びかけ、同賞審査委員長で放送作家の故恒松恭助さんを顧問に迎え、スタートした会。 「文学を語り、創作し合う場」「筆者が互いに文章を通して切磋琢磨する会」として、最盛期には30数名もの会員が所属していたが、会員の高齢化が進むとともにその数も減少。入会条件であった『千葉文学賞入賞、もしくは最終選考に残った方』をのぞくことで間口を広げ、近年は会員数を増やしてきた。さらに一昨年からは千葉在住の文学愛好者の集いを基にしつつ、北海道・九州などの仲間を加え、昨年には「新たな可能性を拓く埋もれた才能を発掘しよう」と『新人賞』を創設し、公募。11月に発刊した44号で受賞作を発表、入会者も増え活動を広げている。
 新人賞は第2回として今年も募集中。小説であればジャンル不問、ただし未発表オリジナル作品。原稿用紙30枚以内、冒頭に題名・氏名・住所・年齢・略歴・連絡先(電話・メルアド等)を明記し、別紙に1200字以内のあらすじも添付する。応募資格は不問。選考委員は、乾浩、岸本(下尾)静江、松葉瀬昭。7/31〆切。
・宛先:289の2169
匝瑳市吉田3401の2槇新人賞係

 

問合せ:事務局・岸本さん
Tel.0436・88・3537

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