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こでまりの夢~今となっては、どうでもいいこと~
- 2022/10/13
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その当時は、死ぬほど悩んだことでも、今となってはどうでもいいことに変わったなぁ…と、先日、ふと昔のことを思い出してそう思いました。でもそれは、その悩みの最中に、しっかりと問題と向き合ったからであって、問題から逃げていれば乗り越えられないままでした。ですから、苦しい時でも現状は変わると気を長く持ちながら、問題と向き合うことが大切です。
子育ての悩みも同じです。子どもの問題ではなく、自分の考え方や受け取り方の問題だったと後で気づくわけです。人と比べたり、見栄や体裁に左右されたり、どうでもいいことだったなと…。嫌なことや悔しい思いをしたことでさえも、今となってはどうでもいいことです。その「どうでもいいこと」をいつまでも考えているから、しがらみになって、今やるべきことができないでいるのかもしれませんね。
どうでもいいことに振り回されないで、今、集中してやらなければならないことは何でしょう?もっと自由な発想で、自分にとって大切なことを見つめていけるようになると、人生は好転していくことでしょう。
◇中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。社会福祉法人ありんこ会理事長。ありんこ親子保育園園長。保育士。エッセイスト。 Tel.0475・53・3509