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少年野球選手のメディカルチェックを実施
- 2016/1/1
- シティライフ掲載記事, 市原版

市原市少年野球協会
12月13日(日)、市原市臨海体育館において、市原市少年野球協会に所属する選手のうち、4~6年生210名を対象にメディカルチェックが行われました。これは、市原市地域振興財団主催・市原市少年野球協会共催で、千葉メディカルセンターの全面的なサポートを受け開催されたものです。
肘のエコー検診は千葉メディカルセンター、千葉大学、千葉ろうさい病院の医師5名に実施していただきました。検診箇所は肘の外側の肘関節ネズミ(離断性骨軟骨炎)です。肘関節ネズミは加療に時間がかかり、最も後遺症を残す可能性のある障害です。これを初期段階で見つけて治療すれば、後遺症を残すことなく回復させられるとのことです。体の可動域チェックは千葉メディカルセンターの理学療法士5名に担当していただきました。肩・肘・股関節・体幹チェックをし、体が柔らかいか、硬いかを診断、また、全員が理学療法士2名からストレッチの方法も指導していただきました。
今回のメディカルチェックの目的は、市原市少年野球協会とチームが一体となって選手たちの健康管理を行い、安心して野球ができる環境システム作りの一環とすることでした。千葉メディカルセンター・藤田スポーツ医学センター長(全日本女子バレーボールチームドクター)のお話によりますと、このような検診をした場合、肘の故障者の約95%は初期段階で見つかり、痛くなってから病院に行った場合は、故障者の約70%が進行期・終末期となっていることが多いそうです。このように検診の重要性は明らかになっており、また、藤田医師は、肘痛だからといって安易に休ませることもしない、とのことでした。現在集計中のデータですが、結果が出た時点で活用し、チーム監督とさらに予防的なストレッチやフォーム指導に役立てていきたいと考えております。
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