のびやかな発想で好きなものをカタチに
- 2014/4/4
- 外房版

2月下旬、茂原市の市民ギャラリーで、千葉県生涯大学校外房学園陶芸専攻科7期生 卒業作品展が行われた。17名の作品が展示され、「個性的」、「こんなものを陶芸で作れるなんて」と来場者から賞賛の言葉が聞かれた。
会場に詰めていた7期生の宮崎勝さんは陶芸歴10年以上。花器や器などを出品。「庭のユリを図形化して表現した」とのこと。千葉市の奨励賞を受けたこともある実力派。
一方、「猫より犬の方が好き」と言いつつも「ひとり猫展」と笑っていたのは、坪井紋子さん。全作品すべて猫。ちょっとコワイ猫、福々しい猫や愛くるしい猫等、様々な猫が堪能できた。彼女もやはり陶芸歴は10年以上。
陶芸科に入校する皆さんの7割ほどは初心者だというが、「先生がテーマを決めるのではなく、個々の持ち味を生かし、好きなものを表現するようにと指導してくれる」と宮崎さんが言う通り、一人ひとりの発想の豊かさに、観る者も楽しく心和む作品展だった。
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