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手描き金魚の世界
- 2015/4/24
- シティライフ掲載記事, 外房版

陶器の中を鮮やかな緋色の金魚が泳いでいる。その立体感と躍動感は、何層もの樹脂に描かれているから表現できるもの。「金魚の数だけ樹脂を流しているのよ」と話すのは、千葉市緑区在住の廖彩合さん。
今年3月に長生郡一宮町にあるアートサロン茶房けいで開催された彼女の個展では、陶器や油彩画、水墨画を出品した。中でも一際目を引いたのが、陶器に手描きされた金魚の作品。水を張ったものもある。廖さんは
「風水の金魚シリーズです。風水では金魚は金運の象徴。そして水は風水のパワー。お金を呼ぶと昔から言い伝えられています」と満面の笑顔をみせる。
台湾出身の廖さんは結婚を機に、千葉県に来て20年。10年前、通った陶芸教室で作品に金魚を描いたところ、講師に褒められ、以来、金魚を描き続けている。次回の作品展は4月24日(金)から5月6日(水)(11~19時、休)まで、千葉市緑区あすみが丘のカフェ&ギャラリーNAJA(土気高校正門前 TEL043・205・8817)で開催。
様々な陶器の中で、まるで生きているかのように泳ぐ金魚。是非、ご覧になってみては。
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