ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる

ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる

 7月18日(木)、加茂公民館主催で『ハイドロカルチャー』講座が開かれた。参加者は7名。ハイドロとは『水の』、カルチャーは『耕す』という意味。つまり、ハイドロカルチャーとは、1600度ほどで土を焼き固めたハイドロコーンを使って、植物を育てることである。一度使ったハイドロコーンは汚れてしまう。しかし、ザルにあけてゴミなどを取り除き、水で洗うことでもう一度同じように使うことができる。きちんと処理をすれば再利用可能な経済的な一品なのだ。
 講師は下中和夫さん。「ころころと丸いハイドロコーンは水はけがよく、空気が出入りすることで根も呼吸ができる。水位計も買ってきちんと調節するか、水をあげる目安は葉がしんなりとして元気がなくなったらで充分。容器の底に水を溜めるので腐らせないようにすること」と下中さん。参加者には、すでに植物の生成を助ける肥料が入れられている大小2つのケースが配られた。そこに、容器の上2センチほど残し、植物をハイドロコーンで埋めていく。植物はアスパラを含む観葉植物3種類。「埋めるのは簡単だけど、枯らさないように育てるのは難しそう」という参加者に、下中さんが「直射日光は葉やけするのでよくないし、違う方向から均等に光を浴びられるよう日によって向きを変えて置く。また観葉植物は熱帯の物で、冷暖房の強いところはよくない。植物と毎日会話してあげて」とアドバイス。 
 敷物の上に乗せて玄関に飾るなどすれば、落ち着く空間がひとつ増えそうな気配!

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