今夏、リニューアルオープンした 市原湖畔美術館でアートな気分を満喫!

 今年8月、『水と彫刻の丘』が約2年間の改修工事を経て、『市原湖畔美術館』としてリニューアルオープンした。リニューアルにおいては、「環境・建築・アート作品が一体となった美術館」を目指して設計したということで、建物内外を巡りながら周辺の豊かな自然とアート作品が堪能できるロケーションを生かした美術館に生まれ変わった。
 館内には、常設展示室、企画展示室、多目的ホール、情報ラウンジ、エントランス兼ミュージアムショップ等があり、建物の外壁はLED照明でライトアップされ、夜間は幻想的で美しい雰囲気を醸しだす。
 別棟にある房総の食材を使ったピザがメインの食事を提供するカフェレストラン『ピッツェリア ボッソ』は湖畔の風景や夕陽などを眺めながら食事が楽しめ、テラス席での飲食もできる。ピザはもちろんジェラートやドリンク類などのテイクアウトメニューも用意されている。
 ここでしか手に入らないオリジナルグッズやエコ雑貨等を扱うミュージアムショップが受付になっており、エントランスコートで出迎えてくれるのは、KOSUGE1︱16の作品『Heigh︱Ho』。大きな穴だらけの白い物体は、美術館は呼吸しているとして、来館者の「モヤモヤ(二酸化炭素)とスッキリ(酸素)を交換して明日からの頑張りに」とのこと(夜間ライトアップ)。更に奥に立つ「監視員」、おもちゃの兵隊『Toy soldier』もKOSUGE1︱16作。人の気配がないと怠けてクタッとしてしまう。   
 常設展示室は日本を代表する銅版画家で、市原在住の深沢幸雄さんのアトリエを再現した深沢幸雄記念室となっており、深沢さんが作品制作のため開発した世界初の自動目立て機「チンタラ一世」や、カメラコレクション、美術資料等が提供され、奥壁面には映像も流れ、約20点の深沢作品の鑑賞と同時に創作の軌跡を辿ることができる(展示替え期間あり)。
 企画展示室では、11月4日までオープニング記念企画展として、『磯辺行久︱環境・イメージ・表現︱』が開催されていたが、11月23日から12月28日までは『第1回市原湖畔美術館こども絵画展』を開催。初日の23日10時からは子ども英語ワークショップを開催予定(参加費500円)。
 地下におりると、クワクボリョウタによる『Lost Windows』。暗闇に映し出される不思議な世界が展開している。また、1階からスロープを上がり屋上広場までのスペースは、ヴィト・アコンチ作『MUSEUM︱STAIRS/ROOF OF NEEDLES&PINS』。約700本のチューブをかき分け進んでいく(夜間ライトアップ)。他、日没後の鑑賞であるが、レストラン前での、星のこもれ陽体験『星ぶどう』(木村崇人)も。 
 体験型のイベントも開催し、今までにオリジナルテントや凧を作る『夏のこどもキャンプ』等のワークショップ、11月3日には美術館改修による変化を建築面からみた『建築ツアー』を開催した。今後のイベント予定については同館HPをチェック。
 来年3月に開催される『中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス』では中心的な施設となる湖畔美術館。深まりゆく秋をアートと共に感じられる美術館に是非出かけてみては。

問合せ 市原湖畔美術館(市原市不入75の1)
TEL 0436・98・1525
開館時間 平日10〜17時、土・祝前日の休日9時30分〜19時、日・祝9時30分〜18時。月曜休館。※祝日の場合は翌平日、年末年始。
入館料 開催中の展覧会により異なる。11月9日〜22日までは一般200円、大学・高校生・65歳以上100円、中学生以下無料。

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