白金小学校の児童 フィリピン台風で募金活動

白金小学校の児童、
フィリピン台風で募金活動

 市原市立白金小学校では11月20日から25日まで、児童会が主体となりフィリピンを襲った台風30号による被災者への募金活動を行った。全校生徒373人中、約60人の児童がフィリピン人の親を持つという国際色豊かな同小学校。親戚筋などの無事は確認できているが、フィリピンに帰省している児童もいる。
 提案したのは4年生の荒井光史郎くん。朝の授業開始前に児童会の役員が各教室を回り、「東日本大震災時に受けた支援への恩返しをしたいと考えます。募金にご協力下さい」と心のこもった大きな声で呼びかけると、児童たちは小銭を手に列を作った。「僕たちの活動が役に立つと思うとうれしいです。食糧や衣服が得られる手助けになればと思います」と児童会会長6年生の大江陽斗くん。
 また、同活動を知った卒業生や地域の住民、県外からも募金や応援の手紙が届いた。集められたお金は日本赤十字社を通してフィリピンの被災地に送られる。

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