カラフル巻き寿司

カラフル巻き寿司

 昨年12月、千種コミュニティセンターで『太巻き寿司教室』が行われ、12名が美しい文様の『菊水』と『椿の花』の2種類に挑戦した。講師は地元の小学校などでも巻き寿司の指導を行っている市内在住の中村麗子さんと松本きよさん。
『椿の花』のレシピは次の通り。まずは花びら部分から。巻き簀の上に4分の1にカットした海苔を置き、中央に赤に着色した干瓢、その上に桃色のすし飯、更に白のすし飯をのせ、両手で巻き簀ごと持ち上げてコロコロ転がすようにして細く巻いたものを5本作る。花の形を作り、中心に黄色の干瓢を据えたらラップなどでまとめておく。
 次に葉と茎、つぼみの部分。全形の海苔の手前と奥を2センチほどあけて白のすし飯を広げ、手前3分の2くらいの範囲に、すし飯を盛って横長の山を3本作る。3分の2にカットした海苔を山の形に沿わせて被せる。手前の山裾、2つの谷にそれぞれ、緑色の干瓢、桜でんぶと細い緑色の干瓢、緑色の干瓢の順にのせ、奥の山裾に先ほどの花を置く。再び巻き簀ごと持ち上げ、白いすし飯を少し盛って巻き込み、形を整えたら出来上がり。 
 緑色の干瓢の代わりに茹でたほうれん草、黄色の干瓢の代わりに味噌漬けにした山ごぼうを使うのもいい。うまく巻くコツは、海苔の上に広げるすし飯を下がうっすらと見えるくらいに薄くすること。
 包丁で切ると現れた豪華な断面に「きれい!」と参加者から歓声があがった。千葉県の郷土料理でもある太巻き寿司、ちょっとしたおもてなしに作ってみてはいかが?

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