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睦沢町の芸術家と触れ合う夏
- 2014/8/1
- シティライフ掲載記事, 市原版

9月7日(日)まで、長生郡睦沢町の睦沢町立歴史民俗資料館で、『特別展 睦沢町の芸術家』が開催されている。
睦沢町の豊かな自然に育まれ創作活動をする芸術家や町ゆかりの芸術家6人の作品81点を展示している。担当学芸員の久野一郎さんは、「縁あって6人の方々が出品に協力してくれた。すべて館収蔵品ではなく作家所蔵品。現在も旺盛な作家活動をしている作家を紹介したい。その作品のほとんどが近作です」と話す。
通常、館の名称の通り、町の文化財や伝統文化に関わる展示をしている同館だが、今回の特別展では、2階の展示会場がアートギャラリーに。「限られた予算とスペースの中で、光源やライティングを工夫して作品の魅力をできる限り引き出したいと考えた」と久野さん。
今回、展示された作家は、日本画・堀越保二さん、洋画・中村次雄さん、下川吉博さん、仏像彫刻・小岩井節一さん、陶芸・齊藤登男さん、陶芸・小原由紀子さん。いずれも各々のスペースで、それぞれの作品世界を存分に展開しており、対峙していると引き込まれそうな感じだ。
久野さんは「ルオーの絵に魅了され画家になろうと思った下川さんが、故郷の九州に帰り、下関にある倉庫街の古びた壁を見ていいと感じ描いた作品や、作品の前に立つと温度が伝わってくる堀越さんの作品、縄文土器に憧れ陶芸で表現し、日本人の最も奥深い原風景を保っている齊藤さんの作品等々、様々な作品があります」と語る。
猛暑続きの日々、しばし涼しい室内でのアート鑑賞のひとときを過ごされては。
開館時間9~17時(入館は16時30分まで)、月曜休館、入館料は無料
問合せ 睦沢町立歴史民俗資料館
TEL O475・44・0290
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