水辺の生物の謎

 8月9日、全国水生生物調査も兼ねた『水辺の観察会』(市原市環境監視センター主催)が開かれた。講師の『市原トンボ池の会』会員4人と市職員3人が同行、子ども10人、大人15人がいちはら市民の森の小川に入った。
 観察地点は草地にはさまれた泥質の浅瀬。はじめ子どもたちは陸上の昆虫や水面から見える魚類に気を取られていたが、「オニヤンマのヤゴは泥の中にいる」との講師代表の岡嘉弘さんの言葉に川底に網を入れた。
 捕まえた生物を観察用の容器に入れ分別すると、コヤマトンボやイトトンボなどのヤゴ、魚類のオイカワやヨシノボリ、甲殻類のヌカエビなど多数。岡さんがヤゴの種類を説明したり「タイコウチとミズカマキリの共通点は何かな」と質問したりした。
 その後100メートルほど上流へ。移動途中、オニヤンマやコオニヤンマの成虫を捕獲、幼虫との違いにも触れた。到着した砂利の多い岩場には泥地にいたギンヤンマのヤゴはおらず、ホトケドジョウなどがいたことについて「同じ川でも環境が異なると生物が異なることに気づいて」と話した岡さん。捕獲した生物は元の場所に戻し終了。前述の質問の答えは「お尻にある気官を水上に出し呼吸する」だった。
 

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  いちはら地域ネコの会は、不幸なノラネコがいない地域社会を目指すことを目的に、平成24年に設立されたボランティア団体。地域ネコとは地域の理解…
  2.  いつも通る雑木林の奥に、輝いているかのように際立つ赤褐色の木を見つけた。マツ科マツ属の常緑高木、アカマツ(赤松)であった。  大きなもの…
  3.  昨年11月21日(日)、千葉市中央区にある青葉の森公園芸術文化ホールにて開催された『もんきりワークショップ』。午前と午後の2回行われたワー…
  4.  社交ダンスに限らず、特に魅せるスポーツにおいては選手の「表情」が大きな意味をもっていますが、このコロナ禍において、すでに2年近くの間、表情…
  5.  昨年10月19日、山武市の松尾IT保健福祉センターにて、山武市保健推進員協議会主催の『知ってる?パッククッキング~災害時常備食クッキング~…
  6.  明けましてておめでとうございます。草花や野菜と共に生活をしていると、四季の移り変わりもよりあっという間のような感じがします。昨年は園芸だけ…
  7.  東金市の八鶴湖畔に建つ『八鶴館(はっかくかん)』は、明治創業の割烹旅館として長年人々に愛されてきた。現存する建物は大正から昭和初期に建てら…
  8.  袖ケ浦市久保田在住の淡彩画家、澤井幸男さん。自身の作品『渓流の詩』がドイツ・エアバッハブドウ栽培組合ブランドワインのボトルラベルに採用され…
  9.  先月12月4日(土)、栃木県那須塩原市で行われた第30回関東中学校駅伝競走大会で、千葉県代表として出場した五井中学校と有秋中学校が優秀な成…
  10.  市原市は東京湾に面していても、残念ながら海で楽しめる場所がほとんど無い。唯一楽しめる場所は養老川河口で、海釣り公園があり、数多くの子供から…

ピックアップ記事

  1.  昨年11月21日(日)、千葉市中央区にある青葉の森公園芸術文化ホールにて開催された『もんきりワークショップ』。午前と午後の2回行われたワー…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る