季節のスケッチ

俳画と文 松下佳紀

掲句は昨年の大晦日の散歩中に出来た。一昨年の大晦日も輝く夕日を見送っている。その前の年は曇天?だったか…▼私の散歩はいつも夕方だ。およそ三十分ほど歩く。空や雲、道端の草花に目をやり、句の題材もさがす。当然ながら夕日や夕焼けを見る機会が多い。輝かしい空の色、様々な雲の形、太陽の沈む間際のわずかな時間に千変万化する夕映えはいつ見ても魅惑的だ▼数限りなく夕日を見ている私だが、つい最近、日輪が地平にふれてから沈むまでに要する時間が四分弱だと人から聞いて軽く驚いた。私には時間を計るなど思いもよらなかったからだ。それを面白く思うと共に、人による物の見方、考え方、感性などの違いがそこに生じるのだと…。

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