桜の競演ーつるまい桜と絵画展

 お花見の季節がやってきた。桜の名所、鶴舞公園で本物の桜を楽しんだあと、桜をテーマにした芸術をご覧になってはいかがだろう。4月1日(水)から12日(日)まで、つるまい美術館(旧上総更級美術館)にて『~桜のデュエット~』二人展(アクリル画・油彩画)が開かれる。作家は市内在住の宮﨑幸子さんと市内出身、白井市在住の畑(旧姓・宮﨑)順子さん。100号サイズの絵6点を含む約40点を展示している。
 畑さんは宮﨑さんの夫の妹であり、共に同じ系列大学出身、千葉県立高校で美術の教員を務め、美術団体『新構造社』会員でもある。絵の傾向も近く、家族や教え子など周りにいる人物・花などを中心に描いてきた。その中で共通したテーマが同展覧会の柱『桜』だ。生命の輝きが溢れ出る人物画を得意とする宮﨑さんが、その背景に描く桜はソメイヨシノ。ふんわりと柔らかで儚いイメージを持つ。対して畑さんの描く桜は、凛とした存在感と抱擁力を感じさせる1本の大木。自宅近くにある樹齢約400年の大きな桜をモデルにした作品には、木の下で遊ぶ子ども達の姿がある。「長い年月を経て培われてきた木の精霊が春風の下で子ども達を見守っているイメージです」と畑さん。
 宮﨑さんは「2人の異なる桜の作品、そのコントラストをお楽しみいただければ」と笑顔で話す。
 階段を上り切ると大きな桜の絵が目の前に姿を表す。古民家風の同美術館で、その迫力を是非味わってみてほしい。桜がテーマだが、牛久の街の四季を描いた宮﨑さんの新作や畑さんが描く人物画の和の情景にも注目。
 
問合せ つるまい美術館
TEL 0436・88・4001

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. いつものにぎやかな音楽が聴こえると、それは移動販売車ピース号が来た合図。食品や日用品などを乗せて、週に1度、決まった場所へ決まった時間にやっ…
  2.  1945年8月15日の終戦の日、連合国軍機と交戦し墜落したとみられる零戦の機銃が、今年1月、大多喜町で発見された。遺族の依頼を受けた有志の…
  3.  以前にもこのコラムのなかで書いたことがあると思いますが、14世紀のヨーロッパでは、人口の約3分の1が生命を奪われた黒死病(ペスト)の大流行…
  4.  子供の頃、さわって遊んだ人も多いのではないでしょうか?里山や森の地面に2~3個並んでいるのを見かけるホコリタケというキノコ。ホコリタケとい…
  5.  6月12日(土)、黒田尚嗣さん(65)(ペンネーム『平成芭蕉』)の講演『世界遺産の旅~長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連遺産群の旅』が開催…
  6.  日本の伝統文化として海外でも興味関心の高い折り紙。必ず一度は折ったことがあるだろう。一年の延期を経て今夏開催された東京オリンピックで、来日…
  7. メヒコの衝撃─メキシコ体験は日本の根底を揺さぶる 9月26日(日)まで 市原湖畔美術館  メキシコのスペインによる征服から500年、独立…
  8.  世の中、理不尽なことがたくさん起こりますが、それをどう捉えるかで人生の行く道が変わることがあります。目の前で起こっている理不尽なことは、今…
  9.  ボランティア団体『桜さんさん会』は今年4月23日、東京の憲政記念会館で開催された『第15回みどりの式典』で緑化推進運動功労者内閣総理大臣表…
  10. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. いつものにぎやかな音楽が聴こえると、それは移動販売車ピース号が来た合図。食品や日用品などを乗せて、週に1度、決まった場所へ決まった時間にやっ…

おすすめ商品

  1. SG-507 ユネスコ世界遺産 フィルム 名入れカレンダー

    世界の自然や遺跡を厳選 – 豪華版・ユネスコ世界遺産シリーズ 1-2月/マチュ・ピチュの歴史保護区…
  2. TD-288 卓上L・大吉招福ごよみ・金運 名入れカレンダー

    金運の黄色と金箔「金運上昇八卦鏡」のW効果!驚異の金運力!金運上昇八卦鏡。 風水で八卦鏡とは、邪悪…
  3. SG-951 卓上 デスクスタンド文字(SB-324)名入れカレンダー

    【人気商品】卓上名入れカレンダーの超ヒット商品! 高級感が漂うシンプルデザイン。重量感のある厚紙を…
  4. SB-103 金澤翔子作品集 名入れカレンダー

    気鋭の書家、金澤翔子さんによる書下ろし作品集。 先天性の障がいを持って生まれた少女が書と出会い、才…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る