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歌手気分でデュエット
- 2016/3/4
- 市原版, シティライフ掲載記事

2月13日、千種コミュニティセンターで主催講座『皆でデュエット』が開かれ21名が参加した。『なつメロを歌う』のタイトルで60歳以上を対象に年に5、6回行われており通常は昭和の歌謡曲を全員で歌う。今回はバレンタインデーにちなんで『銀座の恋の物語』など甘いムードたっぷりのデュエット曲20曲を男女それぞれのパートに分かれて楽しんだ。
健康体操の映像も搭載されたカラオケ機材で、『高原列車は行く』などの曲に合わせて体操を行ってからカラオケタイム。イントロが流れると雰囲気はまるで居酒屋。体を揺らしリズムをとりながら気持ちよさそうに声を出す。好きな曲が流れてくると自然と心もこもる。「はい、次は男性だよー」、「石原裕次郎になった気分でね!」と楽しい合いの手を入れるのは進行役を務める市内在住の森由美子さん。「字を追うことは認知症予防にもなるし、大きな口を開けることは口周りの筋肉を鍛えることにもつながる。音程など気にせずに、いっぱい笑ってもらえたら」と曲の合間に矢継ぎ早に冗談を飛ばす。
「ひとりではなく、みんな一緒に歌うので下手でも楽しめる」と参加者は笑顔で話した。