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関節の力を抜いて踊りましょう
- 2016/8/5
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高齢者でも簡単にできる基本のステップを使った『60歳からのフラダンス教室』(全4回)が姉崎保健福祉センター(アネッサ)主催で開かれた。講師のロケラニ荒井さんが教えたのは、『羽のレイ』という踊り。
初日の6月29日、参加者12名は気持ちが良いと感じるところで関節の力を抜いて立つことから始めた。ヒョウタンのようなイプというハワイの楽器を荒井さんが打ち、参加者はリズムにあわせ、ゆっくり左右に足を移動させる。続いて、「ハワイに住む師匠でも日本のレディに教えるのは難しい」という左右に腰を振る動作などを練習する。シンプルだが運動量は多く、少し動いただけで汗を拭う人もいた。
「上半身と下半身の動きが違うので頭の体操にもなります」としだいに振り付けが複雑になり、ステップを踏みながら、手を、雨を降らせるように上から下へおろしたり、頬の周りにすべらせたりする仕草が加わる。うまくできなくて「手と足が合わない」、「盆踊りみたい」と苦笑する参加者もいるが、ウクレレの曲に合わせステップを踏んでいるとしだいなめらかな動きに。
ゆったりとした心地良い音楽に参加者はすっかり常夏の国ハワイにいるような気分になり「楽しい」と笑顔。4回のレッスンで一曲踊れるようになるので、「ぜひ、覚えて、人前で披露してください」とのこと。
荒井さんのハワイアンネームのロケラニはハワイ語で「天国に咲くバラ」という意味。体調不良をきっかけに習い始めたそうで「フラはお薬のひとつ。心と体が癒されます」と話していた。