色と形がユニークな海藻押し葉でアート作品

 子どもの時、身近に咲く花や草を押し葉にした経験は誰しもあるはず。海の植物、海藻も押し葉に出来ることをご存知だろうか?今回、海岸に打ち上がった海藻を押し葉にする方法を、勝浦市にある海の博物館の監修の下、簡単にご紹介。鮮やかな色と面白い形の海藻があるので、貼り絵のようにしても楽しめる。
①拾ってきた海藻を水道水で洗い、ゴミや砂を取り除く。
②薄いものは10分、厚みのあるのは20~30分ほど水道水に浸けて塩を抜く。
③プラスティック製の下敷きに台紙を置き、全体が入る容器に水道水を張り台紙を入れる。そこに海藻をのせ、海藻が重ならないよう竹串やピンセットで広げる。
④形が整ったら手前からゆっくり台紙を水から引き上げる。(水から引き上げた台紙の上でも海藻に水をかけながら作業ができる)
⑤斜めにしたすのこの上に下敷きを外した台紙を置き、5分くらい水を切る。
⑥板やダンボールなどの上に吸水紙、台紙、布(一般的なワイシャツ生地がベスト)、吸水紙の順に重ねる。台紙が何枚あっても、この順番で重ね、最後に再び板やダンボールをのせ、重石をかけて押す。
※1 布を使うのは海藻が吸水紙に張り付かないようにするため
※2 吸水紙は新聞紙などでOK
⑦最初の日は2~3回、その後は1日に1回、吸水紙を替えると3日ほど、(水分が多いものでも1週間)で乾燥完了。
⑧乾燥したら布を丁寧にはがす。海藻自体に糊の成分があるので、台紙に張り付いているが、もし剥がれたところがあるなら市販の糊で接着する。
⑨出来上がった台紙を額に入れたり、ラミネート加工するなら傷みにくくなり、長期保存が可能。自分だけのオリジナル作品の完成となる。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1. 当ホームページは、2/17に新ホームページのオープン予定のため、情報掲載が1/31までとなります。 2/17までに開催するイベント等…
  2.  昭和を代表するスター「石原裕次郎」は今年、生誕90年。映画やドラマで大活躍し、歌手としてもヒット曲多数。誰からも愛された「裕ちゃん」の魅…
  3.  鉄道写真愛好家の皆さんへお知らせです。今年6月5日(木)~6月10日(火)に開催予定の『小湊鐵道を撮る仲間たち展』に写真を出展いただける…
  4.  今年は小湊鐵道開業100周年。これを記念し、アートによる地域づくりの拠点である市原湖畔美術館は、小湊鐵道とコラボプロジェクトを進行中。小…
  5.  成田山公園で毎年行われる冬のイベント「成田の梅まつり」。会場は成田山新勝寺大本堂の奥、16万5000平方メートルもの広大な公園。四季折々…
  6. 【写真】パキスタン・カラチの整備途中の農場で、働く青年たちと田中さん(前列右端)      36年間の市議会議員のあと、パキス…
  7.     ◆一席 記念日を遅れて祝い根にもたれ  一宮町 黒猫胡桃     ・老プランあまく見積り火の車  茂原市 道譯賢…
  8. 【写真】講演する家田さん      昨年12月、市原市市民会館で開催された『令和6年度市原市人権・男女共同参画フォーラム』。男…
  9. 【写真】はにわ博物館展示室の姫塚埴輪        昨年8月、千葉県殿塚古墳・姫塚古墳出土埴輪(総数48点うち殿塚古墳30点、…
  10. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 当ホームページは、2/17に新ホームページのオープン予定のため、情報掲載が1/31までとなります。 2/17までに開催するイベント等…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る