自然素材から「ものをつくる」 ことは 先人の知恵の結晶

~古代衣装体験や縄文原体作り等も楽しむ

 袖ケ浦市郷土博物館では11月23日(祝)まで『カラムシ アサ モメン~植物から糸や布へ~』を開催している。展示は、繊維の原料となる代表的な植物、遺跡に残された繊維や布の痕跡、植物から糸や布へ~原始・古代の道具~、謎の望陀布、モメンや福島県昭和村のからむし関連のコーナーで構成されている。
 主な展示資料は、繊維植物標本、出土品に残された繊維の痕跡、出土した機織り機等。原始古代の人々がどのように植物から繊維を取り出し利用してきたのか紹介している。更に、福島県昭和村にあるからむし工芸博物館で1年がかりで織られた布も展示。
 また、5種類の古代の服を試着することができる古代衣装体験は11月3日(祝)・13日(日)・20日(日)10~13時。申込不要。機織り体験も行われるが、残念ながら申込制で定員に達しているので参加はできない。でも、講師を務める木更津市郷土博物館のすず友の会はたおりサークルの皆さんによる実演をご覧になることはできる。11月5日(土)・6日(日)10~14時。
 他にも、土器の表面に文様を付ける道具『縄文原体をつくろう!』11月20日(日)13~15時(電話申込・先着順)や展示解説会11月3日(祝)11~12時も開催。
 山田館長は「私たちはヒトとして暮らし始めた旧石器時代から、身の回りにある素材を原料として、生活に必要な道具を製作してきました。3万年もの永い時間をかけて培われてきた自然素材から『ものをつくる』ことは先人の知恵の結晶とも言えます。近代化と共に生活の中で『つくる』ことが少なくなった今、改めて見直されるべきものではないでしょうか」と話す。この機会に是非、足を運んでみては。

問合せ 袖ケ浦市郷土博物館
TEL 0438・63・0811

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