伝説のオヤジバンド!

懐かしい名曲をロックで盛り上がれ

 市原市で結成30周年を迎えたバンド『STEED(スティード)』。スティードとは中世の騎士が乗っている馬を意味し、周囲に左右されずに突っ走っていこうと決意を込めたバンド名。リーダーでボーカルのジョニーさん(54)とギターのタケさん(52)が初期結成からのメンバーで、他5名は音楽仲間を通じて加わった。
 今でこそ、ギター・ベースのマリモさん(52)、ベースのミヤハラさん(53)、サックスのワカナさん、ドラムのウィリーさん(51)、ピアノ・キーボードのユウタロウさん(35)と仲間に恵まれているものの、かつては2人だけでコンテストに出場したこともある。「にぎやかにするためにドラムマシーンという機械を使ったんです。こんなに大勢でバンドを組めるなんて、あの頃に比べたら夢のようです」とタケさんは言う。
 五井大市や養老渓谷音楽祭、コミュニティセンターでの演奏会やサンプラザ市原でのライブに加え、今では老人ホームでライブをすることもあり、「普段は口数の少ないと言う車椅子の方が、すごい速さで前列に来てくれたことがあった」という。そこまで観客の心を引きだせるのも、『STEED』の曲調や演奏中のダンスによる効果が大きいだろう。
 「私は元々ジャズでサックスを吹いているので、ここに参加し始めた8年くらい前は、ただ譜面を見ながら立って吹いているだけでした。でも、今ではステージぎりぎりまで行って踊ったりするんですよ」とワカナさんは笑う。
 バンドのレパートリーは約15曲あるが、そのうち10曲はいわゆる『懐メロ』。『真っ赤な太陽』や『また逢う日まで』、『あの鐘を鳴らすのはあなた』など昭和の名曲をロック調にカバーしていて、「僕たちは懐メロとロックを合わせて懐メロックと呼んでいるんです。みなさんに笑ってもらえたらなによりですね」と話すジョニーさん。すらりと長身な姿にパーマをかけ、豹柄のジャケットを着こなし、つま先の尖った革靴を履くジョニーさんはバンド内でも個性バツグンだ。
 そんなジョニーさんを最年少メンバーのユウタロウさんは、「ステージ上でこんなに頼もしい人はいない」と称賛。曲中もジョニーさんに合わせた振り付けをして、笑顔がはじける。「同世代の友達といるより馬鹿をやっているかもしれない」と続けるが、練習では「タイミングを合わせて!」と真剣な声も飛ぶ。
 そんな練習の成果もあり、昨年は木更津市のイオンモールで開催された『かずさオヤジバンドコンテスト』で3位入賞を果たした。「観客のみなさんが立ち上がっていましたね。自分たち目当てではない来場者をいかに引きつけるかが大切なんです」とマリモさん。彼らの面白さこそ、百聞は一見にしかず。イベントへの出演依頼など受け付中だ。

問合せ ジョニーさん
johnny.randgriz@nifty.com

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