こんなに簡単!すぐに出来るオリジナルのハンコ

 3月18日(土)、姉崎公民館で開催されたのは、まちのせんせいこと森眞一さんによる『表札とハンコを作ろう』。参加者13名(大人4、子ども9)は約1時間半かけて2つの作品に取り組んだ。
 ハンコの作り方はとっても簡単な上に材料費がゼロ。使用するのは、スーパーで肉や魚を買った時の包装の一部であるトレーとボールペン、紙のみ。まず、作りたいハンコの大きさに切った紙に好きな文字や絵を書く。紙を裏返してトレーに合わせ、爪で何度かこすると、逆向きにうっすらと模様を写すことができる。ボールペンでしっかりとなぞりへこませて、紙で作った取っ手をつければ完成。
 「トレーの大きさを変えてみても面白いですよ。版画のように大きい作品もできるかもしれませんね」と、森さんは話した。名前の他に顔文字や記号、桜の花など季節を感じさせる作品などアイディアはそれぞれ。雨の日に家の中で遊ぶには最適だろう。
 また、表札も一風変わっているが材料が揃えば作り方は簡単。ボード状の発泡プラスチック系断熱材にアクリル絵の具で文字を書き、乾かないうちに電気コンロに15秒ほど当てると完成。濡れていない部分がへこむため、文字が立体的に浮き上がっているように見えるのだ。
 双方、細かい絵や文字は難しいが、「カラフルな文字が南国みたいで素敵だね」、「ピアノをやっているので大好きな音符を並べてみました」など参加者たちは満足そう。最後に、お互いの作ったハンコを紙に押し、記念に持ち帰っていた。

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