『更級日記』千年紀に愛を込めて

 市原市更級にギャラリーを持つ『和更堂』の相川浩さん(70)は、『更級日記』が千年紀を迎えるにあたり、2011年よりキャラクター『更ちゃん』と共に美術や工芸、哲学からの表現で親しんでもらおうと日々考案中だ。
 『更級日記』は菅原孝標女によって書かれた文学で、平安時代末期の一貴族女性の人生を語ったものである。1020年9月に少女時代を4年間過ごした市原からの帰京で日記はスタートし、都までの旅の記録や都の生活、夫病死後の晩年など約40年が綴られている。「作者の生誕千年紀は過ぎましたが、『更級日記』がスタートした1020年で考えると、来る2020年は丁度千年にあたります。文学的側面から考察する学者さんは多いが、発祥の地である市原市からは別の角度で海外に発信できたら素敵ですね」と、相川さんは熱く語る。
 すでにキャラクター『更ちゃん』の商標登録は済ませ、市原市に所属する美術・工芸作家とは『更級日記』をモチーフにした美術・工芸展も行っている。 『更級日記』かるたや観光ガイドブックは日本語だけでなく英語版も作成中だ。「2020年は東京オリンピックの年。大勢の外国人が千葉県内も訪れますので、市原市に観光誘致するためにも、この千年紀を一緒に発信する仲間を募集中です」と訴えた。
 4月6日から5月30日まで、ギャラリー和更堂で『更級日記千年紀の会 作品並びに準備展』を開催する。古墳や地層に加えて市原市を熱くする題材活用に、相川さんと更級日記千年紀を盛り上げてみてはいかが?

問合せ 相川さん
TEL 090・1616・1375

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  茂原市の小学生男子ソフトボールチーム『茂原SBC』は4月、茨城県で開催された第32回関東小学生男・女選抜ソフトボール大会で初優勝を飾った。…
  2.  10月25日(火)、東金市家徳公民館にて第2回『通いの場 元気ステーションまさき』が開催された。主催の『正気地区介護予防・生活支援サービス…
  3.  再び小屋作りに夢中になっています。前回は物置小屋作りで、今回、最初のうちはゲストハウスを作る予定でしたが、いつの間にやらその意識が薄れてし…
  4.  最近は本格的に寒くなってきましたね。こうなるとキノコ狩りのシーズンも終わり。今年はバカマツタケに出会えなかったな~とか、シカが食べちゃった…
  5.  高齢化社会やコロナ禍など、私たちの生活で薬局の果たす役割は日々増している。昨年6月、市原市辰巳台東5丁目にオープンした『みつば薬局 辰巳東…
  6.  10月16日(日)、青葉の森公園芸術文化ホールで、伝統文化への興味関心を喚起し日常の中で身近に触れることを目指し「和紙角あんどんづくり」の…
  7.  市原市平蔵にある『集い広場へいさん』は、児童数の減少で2016年に閉校になった旧平三小学校の施設を利用した交流の場。教室、体育館、グラウン…
  8.  顔から腹、足や目が鮮やかな赤色で、背が茶褐色の可愛らしい全長23㎝程の鳥。生息地は主に水田などの湿地、泥地。長い指で泥に脚をとられず自由に…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  茂原市の小学生男子ソフトボールチーム『茂原SBC』は4月、茨城県で開催された第32回関東小学生男・女選抜ソフトボール大会で初優勝を飾った。…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る