夢、健康、そして…ジュニアの育成と生涯スポーツとして

市原市卓球協会

 市原市卓球協会は、昭和38年の市原市市制施行、市原市体育協会の発会と共に、傘下の競技団体として生まれました。50年を越える歴史と共に、広い年代に多くの選手を抱える競技団体です。「見る」よりは「する」スポーツとして、また、小学生以下の年代の選手と80才を超える選手が同じテーブルの両サイドにいるという「頬笑ましくも温かい」、生涯を通して「する」ことのできるスポーツです。
 市内各体育館・公民館などには卓球台が整備され、連日、ピンポン球の音が響くということも少なくありません。更に各施設でのサークルやクラブ等の、団体での活動の多さにも驚かされるものがあります。卓球協会に登録している団体は85チーム。特に、シニアの方を対象にしたラージボール卓球を行う方々の元気さには目を見張るものがあります。このラージボール卓球は、協会として県内でもいち早く普及を図り、大会開催も行ない、現在の隆盛があります。90才を超える選手も大会には参加します。まさしく生涯スポーツといえましょう。
 一方、小・中学生、高校生、一般の選手では、特に小・中学生を主軸とした「トトロクラブ」は東日本・全日本の上位大会に県代表として出場し、入賞もしています。このクラブから巣立った選手も多く、その活躍が県内でも注目されています。
 卓球競技のこの10年間は、2012年ロンドンオリンピックでの女子団体銀メダルの獲得から、2016年リオデジャネイロオリンピックでの男女団体でのメダル獲得を皮切りに、最近では、「チョレー」の張本智和選手や女子の伊藤美誠選手などの10代の選手の活躍もあり、卓球が注目を浴びることが増えてきました。
 2020年には東京オリンピック。この大会には間に合わないかもしれませんが、次のオリンピックへの夢をつないでみませんか。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…
  2. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…
  3.  市原市不入の市原湖畔美術館にて、企画展『レイクサイドスペシフィック!─夏休みの美術館観察』が7月20日(土)に開幕する。同館は1995年竣…
  4. 【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右) 『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリ…
  5.  沢沿いを歩いていたら、枯れ木にイヌセンボンタケがびっしりと出ていました。傘の大きさは1センチほどの小さなキノコです。イヌと名の付くものは人…
  6. 『道の駅グリーンファーム館山』は、館山市が掲げる地域振興策『食のまちづくり』の拠点施設として今年2月にオープン。温暖な気候と豊かな自然に恵…
  7.  睦沢町在住の風景写真家・清野彰さん写真展『自然の彩り&アートの世界』が、7月16日(火)~31日(水)、つるまい美術館(市原市鶴舞)にて開…
  8.  子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩み…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る