【市原市】和菓子を身近に親しんで

 3月16日(日)、千種コミュニティセンターで開催された『和菓子作り教室』では、可愛らしい亥の子餅が並んだ。講師の大矢利子さんは、同センターの和菓子作り教室で教えて10年になる。四季を感じながら楽しめる和菓子。大矢さんは、「今年は亥年(いのししどし)なので、このレシピを選びました。求肥(ぎゅうひ)を初めから作り、餡子で包む最後まで自分でやってもらいます。簡単なので、家でもやってみてくださいね」と話す。
作り方は、まず下準備に餡子200gにお好みの量の黒煎り胡麻を手で混ぜ合わせ、25gずつの8個に分けて丸めておく。そして、求肥作りに入る。鍋に白玉粉35gを入れ、水70gを少しずつ加えていく。初め手で混ぜるとダマになりにくく、ある程度滑らかになったら弱火にかけながらヘラで練ると良い。ここで強火にしてしまうと一気に水分が逃げて固くなってしまうので要注意。半透明の餅状になったら上白糖70gを3回に分けて入れつつ、さらに練る。
次第に艶が出て、ヘラですくうとリボン状に流れ落ちるようになる。そこへ粒餡35gと少量の黒煎り胡麻とシナモンを加え混ぜて、火を止める。片栗粉を敷いたバットにあけ、べたつかないよう折り畳んでから8等分にする。そして下準備しておいた胡麻餡を包めば完成。シナモンを水で溶き、亥の模様になるよう背中に3本の線を引けば、まるでウリ坊!
「家でも時々お菓子作りをしますが、みんなで一緒に作るとさらに楽しいです」、「生まれて初めて求肥を作ったけれど、なんとかできて嬉しいです」など、参加者の満足そうな声が聞けた。

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