企画・防犯特集 第3回 キャッシュカード「預かる」詐欺! だまされないためには?

 前回の防犯特集第2回で、『電話de詐欺』の手口の変遷を紹介した。今回は新しいだましの手口『カード受取型』の内容をさらに詳しくお伝えしたい。同じような電話があったら、これは詐欺!と疑って、できれば警察に連絡を。



◆「口座が犯罪に使われている」は嘘!
詐欺の犯人は、警察官、銀行協会、市役所職員のほか、百貨店、家電量販店の従業員などを名乗って、電話をかけてくる。警察官や銀行協会の場合は、「犯人を逮捕した。押収した名簿にあなたの名前がある。口座・キャッシュカードが悪用されている」。市役所職員等を名乗った場合は「医療費の還付がある。いま試用しているカードが古いから、新しいものと交換する」。大手百貨店・家電量販店の従業員なら「あなたのクレジットカードで買物をしている者がいる。カードが悪用されているおそれがある」等が口実となる。この後、警察官や銀行職員等を名乗った者がすぐに自宅へ来て、キャッシュカードや通帳をだまし取って行く。
市原警察署生活安全課員は、「受取型の手口は、現金を用意する必要がないため、短時間で終わってしまうことが特徴です。最初に電話をかけてから、すぐに関係者を名乗る者に電話を代わったり、かけ直させて『部下が取りに行く』『外回りの職員が取りに行く』と言って、さらに『通話状態のままで』と指示されたりします。官公庁等の名で信じやすくさせ、第三者に相談する時間を与えず、カードを受け取る『受け子』もすぐに自宅に来てしまう、と非常に巧妙です」と話す。
犯人たちは、最寄りのコンビニエンスストアやATMで、だまし取ったカードからすぐに現金を引き出してしまうそうだ。「カードを預かる」と言ったら詐欺。そう覚えてぜひ普段から警戒をしておこう。

◆「電話de詐欺」被害防止に川柳を公募し、最優秀賞を表彰
 市原警察署が詐欺被害防止の呼びかけに一般公募した76作品の川柳から、「亭主にも見せぬ通帳なぜ渡す」が最優秀賞に選ばれ、表彰された。今年8月、署内に選出した18点を掲示し、来署者が投票、決定した。作品は同署の被害防止など、啓発に活用される予定。作者は市内在住のペンネーム・村上邑(ゆう)さん。村上さんは、実際に息子をかたる不審な電話を受けた経験もあるそうだ。

(資料提供:市原警察署生活安全課)

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