企画・防犯特集 第4回 「コンビニでお金を払って」も詐欺!【市原市】

 手口も多岐にわたり、被害が増え続けている「電話de詐欺」。昨年、全国で親族をかたるオレオレ詐欺被害に関する調査が行われた。対象は、被害者、被害に遭いそうになった方(事業者の協力により被害に遭わなかった方や親族が見破り被害に遭わなかった方)、自ら見破った方で、計1099名。その結果から、被害に遭うリスクの高い人のタイプが分かった。あなたはどうだろうか? 確認してみよう。


◆なぜ、だまされてしまうの?
 調査の結果、被害者の78・2%は「自分は被害に遭わないと思っていた」と回答し、自ら見破った方の56・8%を大きく上回っていた。その理由として「だまされない自信があった」「自分には関係ないことだと思っていた」という方が多く、自分はだまされないと自信を持っている方ほど、被害に遭ってしまう傾向がうかがえる。また、被害者や被害に遭いそうになった方の多くは、犯人側から電話を受けた最初の段階でだまされているケースが多く、その最も多い理由は「声がそっくりだったから」だった。
 加えて、被害者の約8割が、だましの電話を受けた後、誰にも連絡や相談をしないまま被害に遭っている一方で、被害に遭いそうになった方や自ら見破った方は、だましの電話を受けた後に同居・別居の家族と話をして嘘であることを確認したり、あるいは、周囲に話をしたことで被害が防止されていた。 このような事から、誰でもだまされてしまう危険性があるという認識を持ち、日頃から詐欺の電話に備えておくことが、被害を防止する上で非常に有効と言える。「だまされない自信がある」「自分だけで決めてしまう」という方ほど、被害に遭うリスクが高いことを覚えておきたい。

◆ハガキや携帯電話のメールなどにも注意!
 インターネットサイト事業者などを名乗る犯人から、「インターネットの未納料金が発生している」「本日中に連絡がない場合は裁判になる」などと携帯電話にショートメッセージ(SNS)が送付されたり、法務省や裁判所などの名称で、「消費料金に関する訴訟最終通告のお知らせ」などと題したはがきが送付されている。 被害者が不安になり、記載された電話番号に電話をかけると、「〇日までに支払わないと裁判になる」「コンビニの端末に番号を入力して(レジの店員に番号を言って)、お金を支払って」などと言われる。支払いを拒むと、「今日中に支払えば、そのうち95%が返金される」「保険が使えるので、後から全額返金される」などと言って、とりあえず支払ったほうが良いと思い込ませるという。
 被害者はその言葉を信じ、犯人の要求どおりにお金を支払ってしまうが、本当は、犯人がインターネット販売等で購入した商品の代金を被害者に支払わせているだけである。他にもコンビニエンスストア等で電子マネー(プリペイドカード)を購入させ、カードの裏面等に記載されたID番号を、電話やメール、FAXで伝えさせる場合もある。
 事業者、法務省や裁判所などが「未納料金などの支払い」の名目で、お金を支払わせたり、電子マネーを購入させることは絶対にない。これは詐欺だ、と覚えておこう。

◆子どもの防犯や電話de詐欺を注意喚起
 10月19日、五井西の住宅型有料老人ホーム『あずみ苑ラ・テラス市原』で、市原警察署・生活安全課員出張による『千葉県警防犯フェスタ』が行われた。移動交番の車を展示し、同課員により紙芝居での子どもの安全教室、高齢者にはオレオレ詐欺の様子を寸劇で分かりやすく解説した。千葉県警マスコット『シーポック』と施設運営会社レオパレス21のマスコット『レオパリスくん』も登場し、子どもたちに大人気だった。

(資料提供:市原警察署生活安全課)

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