児童虐待から守ろう 子ども家庭総合支援拠点を設置 【市原市】

 年々増加している児童虐待。子どもが死亡する痛ましい事件も後を絶ちません。市原市でも平成30年度では新規の虐待相談が399件と、多数の相談が寄せられています。 国では2022年までに、全国各市町村で「子ども家庭総合支援拠点」の設置を目標にしていますが、市原市はこの11月1日に、家庭児童相談室に同拠点を設置しました。子どもや保護者に寄り添い、継続的にきめ細かい支援をするため、専門資格を有する職員を増員し強化。児童相談所や子育てネウボラセンター、各学校などの関係機関と連携を密にし、それぞれの子どもたちに合った支援を行います。


◇拠点体制
・正職員3名:保健師2名・事務職1名
・家庭児童相談員(嘱託)11名(うち6名が今回増員):社会福祉士5名、保育士1名、精神保健福祉士2名、教員免許所持者1名、心理学科卒業者2名

◇児童虐待とは?
・身体的虐待:殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせるなど
・心理的虐待:言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるうなど
・ネグレクト:家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、車の中に放置する、重病でも病院に連れて行かないなど
・性的虐待:子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど


問合せ:家庭児童相談室
TEL.0436・23・9746

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】日展 彫刻 2023年  都内六本木の国立新美術館にて、11月1日(金)から24日(日)まで『第11回日展』が開催…
  2.  秋の里山では、山の幸クリの殻斗(いが)の棘が茶色く変わり始め目立つようになる。葉が覆い茂っている林では見分けにくい。花が咲く6月と殻斗が割…
  3. 【写真】初日に行われる華やかな「時代絵巻行列 山鉾・山車の巡行」  10月5日(土)、6日(日)に市原市更級にある上総更級…
  4.  いすみ市大原駅近くにある、工芸品の展示販売を行う古民家ギャラリー『北土舎(ほくとしゃ)』他で、特別展『琉風(りゅうかじ)』が開催される。1…
  5. 【写真】Frederic Edward Weatherly『Peeps into Fairyland(妖精の国を覗き見る)』 …
  6.  市原市アーチェリー協会主催の1日体験教室『60歳からのアーチェリー』が10月16日(水)に開催されます。場所はゼットエー武道場。県内でも数…
  7. 【写真】お店の前で。『十五や』のTシャツを着た藤本さん(後列中央)と田頭さん(右隣)  緑豊かな市原市東国吉で、県道21号…
  8. 【写真】本祭の武者行列で本田忠勝に扮する渡辺正行さん  第50回大多喜お城まつりが10/12(土)・10/13(日)の2日…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】本祭の武者行列で本田忠勝に扮する渡辺正行さん  第50回大多喜お城まつりが10/12(土)・10/13(日)の2日…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る