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児童虐待から守ろう 子ども家庭総合支援拠点を設置 【市原市】
- 2019/11/15
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- 市原市
年々増加している児童虐待。子どもが死亡する痛ましい事件も後を絶ちません。市原市でも平成30年度では新規の虐待相談が399件と、多数の相談が寄せられています。 国では2022年までに、全国各市町村で「子ども家庭総合支援拠点」の設置を目標にしていますが、市原市はこの11月1日に、家庭児童相談室に同拠点を設置しました。子どもや保護者に寄り添い、継続的にきめ細かい支援をするため、専門資格を有する職員を増員し強化。児童相談所や子育てネウボラセンター、各学校などの関係機関と連携を密にし、それぞれの子どもたちに合った支援を行います。
◇拠点体制
・正職員3名:保健師2名・事務職1名
・家庭児童相談員(嘱託)11名(うち6名が今回増員):社会福祉士5名、保育士1名、精神保健福祉士2名、教員免許所持者1名、心理学科卒業者2名
◇児童虐待とは?
・身体的虐待:殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせるなど
・心理的虐待:言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるうなど
・ネグレクト:家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、車の中に放置する、重病でも病院に連れて行かないなど
・性的虐待:子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど
問合せ:家庭児童相談室
TEL.0436・23・9746