心も体もホッとあたたか『パンダまん』 大多喜食品工房【大多喜町】

 大多喜町の『大多喜食品工房』は、地元特産のシイタケやタケノコを幅広く販売している。昨年11月9日、同社社長の千葉貞郎さんには木更津市渡辺芳邦市長より感謝状が授与された。これは、長年にわたり木更津公設市場へ高品質の生シイタケを安定供給していることが高く評価されたことによる。

ウリ坊まん

 同社はまた、タケノコを活用した様々な商品を手掛けている。ふっくらとした『たけのこ肉まん』に、地元で穫れるイノシシの肉を使った『ウリ坊まん』。手軽に食べられるホカホカの肉まんは、寒い季節にぴったりだ。そこへ2019年11月に仲間入りしたのが、白黒でたれ目が可愛らしい『パンダまん』。上野動物園と共同開発したもので、もちろん大多喜産のタケノコがふんだんに使われている。「タケノコは全部位を混ぜて、シャキシャキとした食感を最大限に引き出しています」と千葉さん。上野動物園内での限定販売で、大多喜産タケノコのPRに一役買っている。さらに『シャンシャンまん』も登場。2017年6月に誕生したシャンシャンがほんのりとピンク色をしていたことから、こちらは薄いピンク色のあんまんだ。
 上野動物園では昨年9月、不忍池そばの西園に『パンダのもり』がオープン。ジャイアントパンダのリーリーとシンシンは、新施設に移動した。『パンダまん』と『シャンシャンまん』はそれぞれ1個税込400円、『パンダのもり』近くのレストラン『カフェカメレオン』で販売されている。千葉さんは、「上野動物園に行かれる際は、是非パンダまんをお召し上がりください」と自信の一品を勧める。現在、上野動物園入園には事前予約が必要なため、詳しくは園のホームページなどで確認を。

地元で買える大多喜カリー

 タケノコの旬を閉じ込めた商品を地元で味わうなら、レトルトの『大多喜カリー』や『筍ごはんの素』も好評。『大多喜カリー』は中辛で、鶏のスープがベースとなっている。大多喜町内では、大多喜駅前の『観光本陣』、道の駅『たけゆらの里おおたき』、昨年8月にリニューアルオープンした山の駅養老渓谷『喜楽里(きらり)』と『大多喜城ゴルフ倶楽部』で販売している。市原市の『ベルセルバカントリークラブ市原コース』では『たけのこ肉まん』と『ウリ坊まん』が購入可能。『観光本陣』『たけゆらの里おおたき』の店頭では、蒸かした『たけのこ肉まん』『ウリ坊まん』、あんまんの『ウリ姫まん』の味を楽しむこともできる。お出かけの際に訪れて食卓用に買い物を楽しむのもおすすめだ。
問合せ:大多喜食品工房・倉持さん
TEL.090・8680・8041
http://www.otaki-takenoko.com

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