市原市相撲協会創立50周年【市原市】

 市原市は相撲が盛んだ。相撲塾などの教室や各イベントが開催され、幼い頃から相撲に親しみ、地域や県の各大会で素晴らしい戦績を収める子どもたちも多い。全国大会へ進む子もいる。地元企業の社会貢献の一環で、定期的に開催される大相撲の現役力士との交流会には、多くの相撲ファンが訪れる。
 そんな相撲を愛する人たちと、地域相撲界の発展のために尽力してきた市原市相撲協会が、創立50周年を迎えた。藤田明男会長は「日本のスポーツ界は、当協会が誕生した昭和40年代に地域住民の交流を重視する『コミュニティ・スポーツ』、昭和50年代はスポーツの平等と民主化を進める『みんなのスポーツ』、平成に入り現在の生涯学習振興の一環である『生涯スポーツ』へと変遷してまいりました」と、この半世紀を振り返る。
 その大きな流れの中で、市原市相撲協会は数々の輝かしい実績を重ねてきた。市原市民体育大会、ちびっこ武道大会や相撲教室を主管し、いちはら生涯スポーツレクリエーションまつりちびっこ相撲大会や相撲講習会、相撲塾などを主催。参加者が相撲に親しむ環境づくりに力を注いできた。また、互いに切磋琢磨して技量を高めつつ、優れた選手の育成輩出に努め、活動推進に最善を尽くしてきた。これらの努力と成果の軌跡は、今年3月に菅野衞副会長が86ページに亘り執筆・編集・校正し刊行した『市原市相撲協会創立50周年記念誌あゆみ』に詳しい。
 昭和30年代の写真など貴重な記録も伝える同誌の中で、藤田会長は周囲に感謝を述べる一方、「国技相撲を通じて 心技体の調和のとれた人づくりをめざし、併せてスポーツとしての楽しさと喜びなどにも十分配意しながら、先達の方々が懸命に汗し築いてこられた貴重な歴史を教訓として引き継ぎ、市民から愛される団体として、尚一層の充実発展に努めたい」と決意を表明している。3月14日(日)には、姉崎上町中央公民館にて天羽正博副会長・鶴岡みつ子事務局長の司会進行により、多年に亘り協会に貢献した相談役・役員に対し表彰式を行い、協会顧問・岡島一正(衆議院議員)、協会相談役・渡辺直樹(市議会議員)から祝辞を受け、受賞者と共に記念撮影を実施した。節目を迎えた市原市相撲協会のこれからに期待したい。

藤田会長(前列左から3番目)ほか表彰式参加者


・表彰者13名(敬称略)
◇表彰状:藤田明男(市原市相撲協会創立者)
◇感謝状(相談役):深山信亜・田中實・小手亨
◇感謝状(役員):藤井志郎・高橋勝信・菅野衞・瀧瀬俊夫・片野則雄・中山久夫・山﨑章・大島啓誌・大土晶子

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  里山では、初夏に散房花序の白い小さな花をたくさん咲かせたガマズミが実っている頃です。スイカズラ科ガマズミ属のガマズミは高さ5メートルほどの…
  2. 『ほう ほう ほたる来い♪』『ひらいた ひらいた なんの花がひらいた♪』。毎月第1・第3水曜日、茂原市本納のほのおか館の2階からは『かなりや…
  3.  東金こども科学館にて、『自然の中のオオカミを知ろう』と題したパネル展が10/10(月・祝)まで開催されている。主催の『オオカミと里山を考え…
  4.  JR内房線姉ケ崎駅から南東へおよそ3㎞、約3200世帯9400人が暮らす市原市青葉台地区。高齢化が進む中、地域活性化を目指す『39PJ(サ…
  5.  毎月第1・3月曜日に、市原市福祉会館で開催されているのは『障がい者のヨーガ教室』。13時半から14時50分まで、講師の小林正子さんとアシス…
  6.  上総国の豪族・上総広常(?~1183)は、鎌倉幕府設立の功労者として歴史に名が刻まれる。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、広常が源頼…
  7.  茂原市谷本の住宅街で、工房・蔓gali(ツルガリ)を構える村越達也さんは、山葡萄(ぶどう)の籠バッグや財布を制作している。もとは旅行関係の…
  8.  大福山は市原市の最高峰。標高285mの山頂には日本武尊を祭った白鳥神社が鎮座し、東側の展望台からは北にスカイツリー、南には房総の山々が見渡…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  JR内房線姉ケ崎駅から南東へおよそ3㎞、約3200世帯9400人が暮らす市原市青葉台地区。高齢化が進む中、地域活性化を目指す『39PJ(サ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る