コロナ禍で外での食事を制限されている中、家ではちょっとした工夫を凝らしながら楽しむようにしています。採れたハーブをその日の気分によって何種類かブレンドし、自分だけのオリジナルハーブティー作り、蜂蜜やレモン、ジンジャー、シナモンなどを組み合わせて飲んでいます。最近、家でアフタヌーンティーをするためのケーキスタンド(3段式のお皿)を購入してしまいました。そのうちにうっかり割ってしまいそうなのであまり高価なものは選びませんでしたが、まさか自分がこの様なエレガントな物を買ってしまうなんて思いもしませんでした。
  天気の良い暖かい休日には外のテーブルで春の日差しを浴び、庭を眺めながら午後の紅茶をいただきます。英国では1番下のお皿に胡瓜を使ったサンドウィッチ、真ん中のお皿にスコーン、そして1番上のお皿にはケーキなどのスイーツを置くのが定番です。下から順番に食べて行くのがマナーで、先ずはサンドウィッチから。それを食べ終えると今度は2段目のスコーン。クロテッドクリームと言うバタークリームのような濃厚なクリームを使いますが、日本では手に入りにくいためにホイップクリームを使う事が多いようです。スコーンを2つに割り、ストロベリーやブルーベリーなどのベリー系のジャムを表面に塗った上からクリームをたっぷりと乗せていきます。スコーンそのものは水分が少なめで割合パサパサとしているので、温めたミルクを入れた紅茶と一緒に食べる事によって口の中に水分が広がり、スコーンの風味が一段と広がっていきます。
 そしてスコーンを食べ終えたら最後に上段のデザート。甘さのあるクリームとジャムを塗ったスコーンを食べた後はさっぱりとした滑らかな舌触りの物が欲しかったので、紅い彩りが綺麗なローズヒップのゼリーを置いてみました。上からメープルシロップをたっぷりとかけていただきます。

 

長谷川良二。長柄町在住。ハーブコーディネーター、ガーデニングコーディネーター、歯科医師。市原を中心に公民館でのハーブの指導などをしながら自然栽培で野菜を育て、養鶏、養蜂にもトライ中。

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