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いちはらふるさと点描 ~養老川河口~
- 2021/12/31
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- いちはらふるさと点描
市原市は東京湾に面していても、残念ながら海で楽しめる場所がほとんど無い。唯一楽しめる場所は養老川河口で、海釣り公園があり、数多くの子供から大人までの太公望が釣りを楽しんでいる。
私は釣りをしないので最近まで近づいたことは無かったが、たまたまカメラを持って行ってみた。桟橋に入ってみると、市原市の工場地帯から富士山まで一望なのを発見した。特に興味を持ったのは、幕張地区のビル群が近くに見え、海釣り公園と幕張ビル群の間を大小の船が行き来していることであった。それ以降海釣り公園と養老川臨海公園に写真を撮りに行くようになった。その写真の中の1枚である。
船の名前はジュゴン・エース(DUGONG ACE)、総トン数6万3100トン、自動車運搬船である。製造年は2019年3月と新しい。船の色が海と空にマッチングし非常にきれいな船体として撮影できた。船体にMOLと言う大きな文字が入っているが、運航会社が三井商船であることを示している。
背景に写っている場所は千葉市から船橋市の東端。東京タワーに似た塔が有るが、千葉テレビの電波塔のようで、船橋の東京タワーと言われているそうだ。
(サイクルフォト 吉原英夫)