いちはらふるさと点描 ~里山を走る小湊鉄道~

 緑の田んぼや里山を縫って走る朱色の列車、青い空にはぽっかり浮かんだ白い雲、こんな風景に出会うと仕合せな気分になります。
 退職後、南市原写真クラブに入会し先輩方の素晴らしい写真に触れ、私もこんな写真を撮りたいと数日掛けて沿線全線を散策したのが、小湊鉄道写真撮影の始まりでした。
 光風台駅近辺から高滝駅にかけての田園地帯では、田植え前に張った水への映り込みに始まり、早苗、青田、実りの秋へと長期間に渡って田んぼの風景に列車が彩を添えてくれます。
 でも、何といっても一押しは菜の花と桜が咲く季節です。地元の方々のご尽力により花は沿線全線で見られますが、特に高滝駅から養老渓谷駅にかけて見応えのある場所が多く、掲載の写真も昨年3月下旬に上総大久保駅で撮ったものです。
 小湊鉄道の魅力はファイアーオレンジとモーンアイボリーのツートンカラーです。旅番組等で全国のローカル列車を目にしますが、田園地帯や里山風景等の自然に最も映えているのがこの小湊カラーではないでしょうか。
(南市原写真クラブ 折野道雄)

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