いちごの里さんむで苺一会
- 2013/4/12
- 外房版

いちごの里さんむで苺一会 『S1グランプリ』大盛況開催
春の訪れが感じられるようになった3月9日、山武市役所本庁舎前駐車場にて、いちご(Strawberry)の里さんむ(Sammu)でいちごスイーツ(Sweets)対決と銘打った、その名も『S1グランプリ』が開催された。
山武市は成東駅を中心に、国道126号線沿いに多くのいちご園があり、成東いちごロードの異名を持つほど。12月下旬から5月中旬まで、甘くておいしいいちご狩りが楽しめる。昨年に続き2回目の開催となった『S1グランプリ』には、地元山武市のほか、大網白里市、九十九里町、千葉市、鎌ヶ谷市などから18団体が参加。2300人以上が来場。どの店にも長蛇の列ができていた。
カスタード、いちごソース、マスカルポーネ入りのいちごムースの新食感ケーキ『半熟ショートケーキ』を出店したのは九十九里ハーブガーデン。山武の食べ物のおいしさを地元の人が知らないと市川市から参加したグループは、山武のいちごを山武産の米粉で焼いたもちもち生地でくるんだクレープで勝負。白あんの中にクリームチーズを練りこんだ『いちご大福』や、ひとつでいろんないちごの味が楽しめる『いちごのレアチーズケーキ』などなど、趣向を凝らしたスイーツが並んだ。
そんな中、準グランプリに輝いたのは鎌ヶ谷市から参加のパテスリーグランソレイユの『完熟苺のサクサクオペラ』だ。奥様が山武市出身で、ホテルのパティシエだったご主人が考案。そして栄えあるグランプリには完熟いちごと絞りたての牛乳のハーモニーが絶品。横芝光町のナミキアイス工房の『完熟苺のアイスクリーム』が輝いた。
HPで知っていちご狩りのついでに訪れたという東京から来たご夫婦も、「いちごが甘くておいしかったです」と山武のいちごを満喫していた。