身近な薬草で簡単クッキング

薬草園で体験
身近な薬草で簡単クッキング

 大多喜町にある城西国際大学薬草園では、3年前から(3、4月を除いた)毎月、薬草を使った料理体験講座を開講している。東金市にある城西国際大学が、薬用植物に関する知識の普及と地域との交流を目的に企画した。
 今年度2回目となる講座は6月20日に開かれた。講師は園の管理を担当している吉野ゆう子さん。この日の実習テーマは、サルトリイバラ餅(かしわ餅)、洋風ふくさ寿司、柿の葉茶。但し、柿の葉茶は乾燥させるのに時間がかかるので、講師の吉野さんが用意しておいた。30代から60代の女性21人が参加し、配られたレシピに目を通しながら事前の説明を受ける。
 朗らかな笑顔で「今は家庭でも身近な薬草となったハーブ。今日の食材、サルトリイバラ(地方名でカキイバラ)は根茎が生薬として、解毒や利尿、皮膚疾患に良いといわれています。また、柿のヘタはシャックリ止めに、葉は高血圧症に良いと言われており、洋風ふくさ寿司では、ハーブビネガーを使います」と話す吉野さん。参加者の皆さんは、熱心に聞き入りメモをとる人もいた。
 ちなみに、関東では「かしわ餅」といえば柏の葉に包むが、西日本ではサルトリイバラの葉で包み「かしわ餅」というそう。ここで使われたサルトリイバラ(カキイバラ)と柿の葉は園内で採取したもの。
 参加者は5、6人ずつグループに分かれ調理に取り組む。レシピは左記の通り。およそ1時間半ぐらいで出来上がり。手際よく片づけも済ませ、皆で「いただきま~す!」。どびんでいれた柿の葉茶を飲み、お喋りしつつ食べる。初対面の人も食べ物の話では盛り上がる。
 尚、サルトリイバラ(カキイバラ)の葉は5月から6月中旬までに採取して使う。気温が上がると虫がつくからだという。夏も盛りの今の時期にはカキイバラ餅は作れないが、参加者からは「夏らしいちらし寿司。具のハムとチーズの味が子どもにも受けそう」、「使ったことない具材。洋風な具にタラゴンの酢がピッタリ。彩りもきれい」と好評だった洋風ふくさ寿司は是非お試しあれ。ハーブビネガーの定番、タラゴンビネガーは、まろやかで風味も良い。
 今後の講座は、8月29日(木)はトマトファルシー(詰めもの)、ラベンダーカルピス。9月26日(木)はミョウガまんじゅう、オオバコ茶。いずれも13時30分から15時30分。他、『レンジで押し花作り』の講座も8月17日(土)、9月14日(土)こちらも13時30分から15時30分まで開講予定。猛暑でバテた身体をハーブでヘルシーに癒してみては。

問合せ 城西国際大学薬草園・吉野さん
TEL 0470・82・2165

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 『長南ビブリオカフェ』は毎月最終土曜日に、参加者が紹介したい本を持ち寄る書評合戦・ビブリオバトルを開催している。『長南ビブリオカフェ実行委…
  2. 「茂原七夕まつり」に合わせ、「第4回茂原七夕まつりスリッパ飛ばし選手権」が開催されます。  子どもの頃、「明日天気になーれ」と叫びながら…
  3.  女優オードリー・ヘプバーンについての後半。主な出演作と受賞歴などを時系列でお届けします。  「ローマの休日」1953年(昭和28年)、監…
  4. ●ハワイアンズでしか見られない迫力のパフォーマンスをお届け 「ハッピードリームサーカスin ハワイアンズ」  いわき湯本の豊富な温泉で、6…
  5. 【写真】大人のサポートでよりダイナミックな動きが楽しめるファンクショントンネル  更級に『いちはら子ども未来館・通称we(…
  6. 【写真】「川面に映える」Ⓒ市原光恵  6月6日から11日、夢ホール(市原市更級)で『小湊鐵道を撮る仲間たち』展が開催される…
  7.  初夏のこの時期、夕暮れから夜にかけて「ホッホウ、ホッホウ」と繰り返す声を耳にすることがある。アオバズクの鳴き声だ。木の樹洞を巣にするので、…
  8.  文学を愛する仲間たちが発刊する文学同人誌『槇』。46年前の1977年(昭和52年)に設立された『槇の会』が発行している。  同会は、『雪…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 『長南ビブリオカフェ』は毎月最終土曜日に、参加者が紹介したい本を持ち寄る書評合戦・ビブリオバトルを開催している。『長南ビブリオカフェ実行委…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る