虫おくり開催
- 2013/7/26
- 外房版
農村の伝統行事
虫おくり開催
今年も7月27日(土)夕方6時から、九十九里町田中地区で伝統行事、虫おくりが行われる。昔、今のように農薬がなかった頃、虫が暗いなか明るいものに集まってくる習性を利用して、虫を駆除する『虫おくり』が全国の農村で行われていた。
虫おくりの主役は子どもたちだった。子どもたちは『虫おくり』の数日前から、それぞれの村々の神社や寺に集まり、リヤカーを引いて村中の農家から、麦殻や稲藁などをもらって回った。そして、何本かの松明を創り、残った麦殻や稲藁で、村はずれの決まった場所に「櫓」を作った。
この行事を復活させたのは『田中交遊倶楽部』の皆さん。夜8時、松明パレード~櫓点火の前に、会場では黒潮太鼓のステージやジャズ演奏も企画。真夏の夜、家族で出かけてみては。
問合せ 田中交遊倶楽部・大塚さん
TEL 090・4929・8965