日本語を美しく表現する

「生麦、生米、生卵。赤巻紙(あかまきがみ)、長巻紙(ながまきがみ)、黄巻紙(きまきがみ)」おなじみの早口言葉を含む多数のフレーズを大きな声で音読する。2月22日に山武郡市振興センターで行われた『朗読・ナレーション講座』での発声練習だ。主催は山武郡市視聴覚教材センター。
 文化放送、千葉テレビの元アナウンサー、柴山ゆきえさんとアシスタントのさとう郁(いと)さんが講師を務めた。「足は少し開いて背筋はまっすぐ。肩の力は抜いて」一貫してにこやかな表情、凛とした話し方の柴山さん。程よい緊張感と活気のある授業は、口の開け方、「あーっ」と声を出してお腹を引っ込める腹式呼吸、
 発声練習の後、柴山さん自作の詩を使ったナレーションと絵本の朗読練習へと続いた。約40名の受講者は順番に1人ずつ声を出し、標準語を話すときの規則にのっとり、アクセント、イントネーション、音の強弱・高低により強調を表すプロミネンス、テンポ、声の出し方など個々の欠点を柴山さんが丁寧に指導した。特に大事なのが句読点の後の間のとり方。次の文章が引き立つかどうかはそれで決まる。「声を前に出すこと。そして唇の周りに力を入れて話すように。表情筋が鍛えられます。普段から意識し、続けることが大切」と話す。また、読み聞かせについて「朗読はまず素直に文章を読み込みましょう。抑揚をつけるなど個性を出すのはそれからです」と助言した。
 楽しそうに声を出していた男性は「正しい日本語を話せるようになりたいと思って参加しました。ついつい『の』などの助詞を強調してしまう。難しいです」と話した。朗読のスキルアップが目的という女性は「自分ではどこが悪いのかわからなかったから、他人の朗読と先生のアドバイスが聞けて、とてもいい勉強になりました」と目を輝かせた。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  山武市と東金市の境に位置する『成東・東金食虫植物群落』。大正9年(1920年)に日本で初の国天然記念物の1つとして指定され、昨年100年を…
  2.  睦沢町の田園風景のなかに建つ、ギャラリー801。様々な分野の作家が作品を出している常設展と、毎月3週間ほど開催される企画展を行っている。今…
  3. 誰もが親しんだことのある輪投げ。その輪投げにルールや用具を独自に整備して、新しいスポーツとして発展させたのが『公式ワナゲ』だ。千葉市中央区の…
  4.  4月は春の花が美しいですね!私は特にスミレの仲間が大好きです。千葉県では珍しいマキノスミレが咲く山があります。毎年見に行っていると、このス…
  5.  3月20日(土)から4月5日(月)、及び4月17日(土)から5月16日(日)の2期間にかけて、千葉市中央区にある千葉市科学館では『ポップア…
  6. [caption id="attachment_38464" align="alignright" width="350"] 作業小屋兼ギャ…
  7.  3月の山を歩いていると赤いヤブツバキの花が目立ちます。虫のいない時期ですが、野鳥たちが蜜を目当てに次々と訪れています。椿の花は花びらと雄し…
  8. 目(アイ)の形の木製プレート上で、様々な色や形の料理が美味しそうに映えている。各料理のすべてに市原産の農産物が使われた、この『i(あい)プレ…
  9.  毎年11月から翌年4月くらいまでの、いまだ気温が低いうちに、ハーブをたっぷりと刷り込んだベーコンを数回に分けて作りおきしています。真空パッ…
  10.  菜の花ACはスポーツの普及、振興、強化ならびに健康づくり活動の支援事業を目的に昨年10月設立。千葉県を中心として活動している。同時に陸上競…

ピックアップ記事

  1.  山武市と東金市の境に位置する『成東・東金食虫植物群落』。大正9年(1920年)に日本で初の国天然記念物の1つとして指定され、昨年100年を…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る