語る陽気なハーモニカ奏者

 茂原市在住の武田春彦さん(71)は口元に当てたハーモニカを、音を自在に操るようにして吹く。独自に定めた『しあわせ演歌』や『心に残る旅情の歌』など8種類に分けた曲のレパートリーは100曲以上。「ある日、散歩をしていてラジオから流れる郷愁あふれるハーモニカの音に魅せられたんです。カルチャースクールで習い、1年ほどは苦労しましたが複数の音が出せるベース奏法をマスターした時はとても嬉しかったです」と武田さんは楽しそうに話す。
 2年目になってからは、福祉施設や老人クラブなどの各種集まり、保育園に招かれ演奏活動を続けている。「現在は月に3回ほどあちこちを回っていますが、音を楽しんでくれているのがよく分かります。演奏だけでなく、歌が流行した時代背景や小話をまじえるのですが、こんなのは初めてだと言ってくれる方も多いんです」と武田さん。
 取材当日に訪れたケアハウスでも、懐かしい童謡の歌声が手拍子にのせてゆっくりと流れる。演奏中は『千葉で生まれた歌は?』など曲に関してのなぞなぞも披露されるので、「自己啓発と物忘れ防止にもなるんです」と笑う。武田さんは、曲に合わせて音階の違う6種類のハーモニカを吹きわけながら、随所で元気を振りまいている。演奏依頼も受け付けている。

問合せ 武田さん
TEL 0475・22・3793

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 10月1日は市原市の『市民の日』。恵まれた自然と歴史を有する市原への愛と誇りを培い、市原市の未来を考える日として市制施行40周年を記念して、…
  2. 長生郡長柄町で『いぬねこの森』を運営している今成貞江さん。平成元年に東京から長柄町に移住し、あまりに多くの犬や猫が捨てられているのを見過ごす…
  3. カーネギーおじさんに教わる(1) こども『人を動かす』友だちの作り方  この11月に創元社より刊行された話題の新刊「カーネギーおじさんに教わ…
  4. 11月3日、主選者に千葉日報俳壇選者・千葉県現代俳句協会副幹事長の清水伶さんをお迎えし、サンプラザ市原において文化祭俳句大会が開催されました…
  5. 今年ももう残りわずか。新しい年号が5月から始まり、梅雨の長雨や今まで経験した事の無いような台風被害によって、きっと忘れられない年になるのでは…
  6. 子どもというのは、親の言う通りにはしませんが、親のする通りにするものですね。また違う言い方をすれば、『親の思い通りにはならない。親の心通りに…
  7. カゴタケ  今回は面白い形のキノコをご紹介します。英語でもバードケージ・ファンガイ(鳥かご茸)と呼ばれているスッポンタケ科のキノコです。 初…
  8.  いつもご愛読、ありがとうございます。地域情報紙『シティライフ市原版』は、おかげさまで今号で1500号の発行を迎えることができました。これ…
  9. パスカルの原理(化学の力)を利用したおもちゃを作ったり、スライムづくりに興じたり。8月17日、小学生を対象にyouホール(市原市勤労会館・…
  10.  鹿児島県出身で、市原市美術会・市原市文化団体連合会を設立し、フランスの近代美術館やイギリス王室にも作品が所蔵されている日本画家、故・古城…

ピックアップ記事

  1. 10月1日は市原市の『市民の日』。恵まれた自然と歴史を有する市原への愛と誇りを培い、市原市の未来を考える日として市制施行40周年を記念して、…

イベント情報まとめ

  1. ●乗馬クラブ クレイン千葉富津 先着2組4名様をご招待! 男女・年代問わず、体に負担なく始められる乗馬。ストレス解消に、健康のために、新鮮…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る