小さなマルシェ 土曜市

 128号を大網白里方面へ向かい、JR永田駅信号を右折して、特別養護老人ホーム実恵園の看板がある所を右折。道なりに進みT字路を左折し間もなく左手に『くりくり山房』の看板が見えてくる。木曜日だけ営業している農家食堂だ。
 米や栗などを作る農家、鈴木家の敷地内に建つログハウス風の天井の高い平屋建てである。ここで毎年10月に開催する『秋の小さな手仕事展』は市外からも大勢の人が訪れる人気イベント。これに加え、今年4月から毎月第1土曜日に小さなマルシェ『土曜市』を始めた。
 今回取材に伺ったのは10月28日『秋の小さな手仕事展』が開催された翌週の土曜日、11月4日。絵画展のような趣の一角は、パステル画作品を出品する岩崎広子さん。日本画の画家だが、日本画は完成まで時間がかかるので、より多くの人にたくさんの絵画と触れ合って親しんでもらえたらと、パステル画を描いて展示。似顔絵の注文も受け付け、当日写真を撮り、次回の『土曜市』までに描き上げ手渡す。最近ではペットの写真を持参し依頼していく人も多いという。
 絵手紙や手作りの袋物を出品しているのは向後せき子さん。季節の風物が優しいタッチで描かれた絵手紙作品や、手作りならではのぬくもり感じる袋物の数々。絵手紙の題材は、実際にこれから使う人のことを考えて季節を先取りしたものをとのこと。
 近所で昨夏オープンしたテイクアウト専門の手作りお菓子とコーヒーの工房カシュカシュのオーナー、坂本佳織さんは旬の果物や野菜を使ったお菓子やジャム、お菓子に合わせて豆から選んだコーヒー、ハンドメイドのピアスなどを数種類販売。取材日はりんご(紅玉)を使ったマフィンとカボチャのパウンドケーキを。次回はサツマイモを使ったお菓子を販売予定。添加物不使用の身体に優しいものが並ぶ。
 他、懐かしいおふくろの味が評判の漬物や佃煮の出品や、委託販売の小物雑貨も。また、会場となる食堂の厨房で作られる定番人気の中華ちまきや太巻き、いなり寿司などの販売も行っている。
 次回の『土曜市』の開催は、12月2日(土)11~14時。周囲はのどかな田園風景が広がり、敷地内には季節の山野草が見られ、癒されると来場者。

問合せ 鈴木さん
TEL 090・7425・1433
茂原市萱場1753

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