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こでまりの夢
- 2018/11/30
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~健康に感謝する~
健康をお金に換算するといくらになるでしょうか?
先日、数年前に交通事故で数か月の入院を余儀なくされた方が、「保険屋さんに『保険料はいくら払ったの?』って聞いたら、五百万円だって!びっくりしたわ。それまで歩けて当たり前、食べられて当たり前と思っていたけれど、健康をお金に換算するととんでもない金額になるということよね」とおっしゃっていました。 身体の健康はもちろんのこと、精神的に病んでしまっても同じこと。頭が使え、心がスッキリして、健康で働けることがどんなにすごいことなのか…。心身の健康をなくした人でなければわからないことかもしれませんね。
それは子ども達も同じこと。毎日元気で学校に通えて、学び、遊び、美味しいものが食べられて、家族一緒にいられることを、私たち親はついつい当たり前のように思ってしまいます。子どもが健康だということに喜びも感謝もしません。歩けて、話せて、見えて、聞こえて、息ができる。当たり前だと思っていたことは、当たり前ではないのですね。そう考えたら、何気ない日常がとんでもなく価値のあるものに思えてきます。
まずは、私たち大人が自分の体を労わり、健康に感謝して笑顔でいましょう。そんな大人の姿を子どもは必ず見ています。
今日も一日、皆様が健康に過ごせますよう、お祈りしています。
中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生まれ。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。ありんこ親子保育園園長。保育士。エッセイスト。
連絡先 TEL.0475-53-3509